研究課題/領域番号 |
16530597
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 鳴門教育大学 |
研究代表者 |
世羅 博昭 鳴門教育大学, 学校教育学部, 教授 (30171359)
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研究分担者 |
渡辺 春美 沖縄国際大学, 総合文化学部, 教授 (10320516)
内藤 一志 北海道教育大学, 教育学部・函館校, 教授 (90217620)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2005年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2004年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 古典教育 / 古典教育実践 / 古典教育実践史 / 実践資料 / 地域別古典教育 |
研究概要 |
本研究は、第1次調査としての「高等学校における戦後古典教育実践の調査研究」(課題番号13680311平成13〜15年度科学研究費補助金基盤研究(c)(1))の継続、発展を求めてなされた。 平成16〜17年度における戦後古典教育実践の調査は、おおむね分担に従って行われた。すなわち、世羅博昭が、愛知、千葉、静岡、神奈川、岐阜、広島の各県の調査、収集を行った。内藤一志は、東京、茨城、栃木、群馬の各県の調査、収集を行った。また、新たに所在を発見した岩手、秋田の資料についても調査、収集を行っている。渡辺春美は、予定を少し変更して、前2者と情報交換をしつつ、東京、神奈川、三重、島根、岡山で補充的調査に重点を置いて調査し、資料の分析考察を進めた。 調査・収集対象の中心としたのは、各県の教育センターの研究紀要、研修報告、大学の国語教育学講座の研究紀要、附属中・高等学校の研究紀要、各県の中学校、高等学校の国語教育研究会の紀要、資料、高等学校の研究紀要、私家版の書籍、資料である。また、一部地域については、指導主事、研究会代表から直接情報を得ることも行った。調査対象の中心は、高等学校の古典教育実践であるが、その背景、基盤に関するものとして、古典教育論、中学校における古典教育実践に関する調査、収集も積極的に行った。また、これらとは別に、国立国会図書館編『雑誌記事索引』、国語研究所編『国語年鑑』、国文学研究資料館編『国文学年鑑』、国立情報学研究所『GeNii』なども利用した。 以上の調査・収集に基づき、学会発表と論文発表を行った。これらの発表の中には、実践史研究を進める上で必要とされる、古典教育論、教育課程史等に関する研究も古典教育実践を踏まえつつ行われた。 データベースは、(1)発行年月、(2)著者名、(3)論文題目、(4)所収誌、(5)号又は巻数、(6)発行所・発行者、(7)教材1・2(1は、論文中の教材名で、複数にわたるばあいは、主な2つを挙げた)、(8)古典教育実践は「1」、それ以外は「2」とした。こうして全体としては、約4000の資料を入力した。 また、資料を基に、戦後古典教育実践略史、古典教育実践個体史をとらえることを試み、学会発表を行った。さらに、古典教育のあり方に関しても試論をまとめることができた。
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