研究課題/領域番号 |
16530613
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 沖縄工業高等専門学校 |
研究代表者 |
望月 謙二 沖縄工業高等専門学校, 総合科学科, 教授 (30370068)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2005年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2004年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | PBL / コミュニケーション能力 / チーム / 表現 / Process-based Learning / Problem-based Learning / Project-based Learning / リーダーシップ |
研究概要 |
1 学会発表において、沖縄高専におけるPBL導入の経緯、授業実践の紹介、全学で取り組む時の問題点、これからの課題等を明らかにした。また、PBL形式の授業とコミュニケーション能力の育成についての関係性を明確にした。 2 大中逸雄教授(大阪産業大学)や戸倉信樹教授(鳥取環境大学)から、PBLにおけるチーム作りの重要性や学生へのアドバイスの方法についての示唆を受けた。 3 福田収一教授(東京都立科学技術大学)から、スタンフォード大学との共同研究において、学生がどの様に授業に参加しコミュニケーションを行っていたかを取材し、日米の学生の考え方の違いが影響していることが明確になった。 4 大阪大学大学院工学研究科機械工学専攻で実施されている「製品開発設計演習」、知能・機能創成工学専攻で実施されている「創成工学演習」の授業を参観、担当教員の藤田教授・安田教授からPBL実施に伴う問題点等を教授していただき、沖縄高専での授業実践や研究に生かすことができた。 5 雑誌論文において、「PBL形式の授業がコミュニケーション能力の育成に有意義であること」「コミュニケーション能力の育成に対して社会からの要求があったこと」「PBL形式の授業におけるチーム編成上の留意点やリーダー育成に関する問題点」等を明確にした。 6 今後は、PBL形式の授業でコミュニケーション能力の育成をしていく場合の評価方法について考察していく予定である。
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