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弱視レンズ活用訓練の方法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 16530625
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 特別支援教育
研究機関広島大学

研究代表者

小林 秀之  広島大学, 大学院教育学研究科, 助教授 (90294496)

研究期間 (年度) 2004 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2006年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2005年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2004年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード視覚障害教育 / 弱視教育 / 視覚補助具 / 弱視レンズ / 弱視レンズ活用訓練 / 自立活動
研究概要

本研究では,弱視レンズ活用訓練の方法として広く用いられている「年少弱視児用弱視レンズ基本訓練ブログラム」と「弱視レンズ広視野空間探索訓練プログラム」を基に,弱視レンズ活用訓練の方法の検討と訓練教材の開発を目的として実施した。
(1)盲学校における盲学校教諭免許状の取得串の低さや弱視特殊学級,弱視通級指導教室の教師は盲学校教諭免許状の所有が求められていないことから,弱視レンズ活用訓練のあり方のポイントを押さえることのできる弱視レンズ活用指導の映像マニュアルを作成・評価した。作成したマニュアルは,弱視通級指導教室で実際に弱視レンズ活用指導を行っている教諭に評価依頼し,修正を行った上で完成させた。弱視レンズ活用指導を開始する指導者にもすでに指導経験のある指導者にも有益であるとの評価が得られた。
(2)効率的に指導が実施できることを意図した弱視レンズ活用指導用の訓練教材は,これまでの活用訓練を実施するのと同じ効率で行えることが明らかとなった。
(3)「弱視レンズ広視野空間探索訓練ブログラム」に関して,指導項目間でスムーズに移行できない研究協力児がいたことから,その間に新規課題を導入することを試み,この新規課題の効果が検証できた。
(4)羞明のある弱視児童の指導で白黒反転教材を作成・継続的評価を行い,内省から反転教材の方が見やすいこと,さらにパフォーマンスを検討しても望ましいことが明らかとなった。
(5)作成した教材はすべて電子データ化したことにより,一人ひとりの弱視児の視機能及び弱視レンズの視認力に応じた教材の修正が可能となり,盲学校や弱視学級等での本教材の活用が期待されると考える。

報告書

(4件)
  • 2006 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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