研究課題/領域番号 |
16530637
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 独立行政法人国立特殊教育総合研究所 |
研究代表者 |
新井 千賀子 特殊教育総合研究所, 研究員 (80300713)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2006年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2005年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2004年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 視覚障害 / 乳幼児 / 早期支援 / 教育・医療・福祉の連携 / コーディネーション / early intervention |
研究概要 |
視覚障害乳幼児の早期支援については、盲学校のセンター的機能として乳幼児の早期支援を実施が活発におこなわれているが、そうした早期支援のリソースへのアクセスが十分であるとは言い難い。また、盲学校以外のリソースが田障害にくらべて非常に少なく、この年齢層については支援リソースの少なさ・情報量の不足がいわれている。視覚障害は先天疾患がおおくほとんどが乳児期に医療機関で診断が可能なものである。本研究では、こうした早期支援の医療機関と教育・福祉のコーディネートについて臨床研究を実施した。これについては、過去の2年に医療機関で実施したロービジョン相談109例について分析をし、第6回日本ロービジョン学会学術総会で発表(国立成育医療センターにおける小児ロービジョンケア:新井千賀子、東範行ほか)した。また、家庭訪問の役割や家庭での養育への支援の方法論を調べるため、家庭における母子の遊び場面の分析を実施した。これについては、母子の非視覚的共同注意に着目し分析をおこない、ロンドンで開催された国際ロービジョン学会Vision2005において発表し、(Communication mismatch between mothers and infants with severe visual impairment、C.Arai, Y.Yato et al.)日本特殊教育学会第43大会においては発表した(視覚障害乳幼児お母親の共同注意に関する研究-家庭での遊びの場面における分析-新井千賀子、小田浩一)。さらに現在、研究課題の遂行の途中であるが本研究の一環として、視覚障害乳幼児の養育者のニーズおよび支援について養育者を対象にアンケート調査およびインタビューを実施しているところである。
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