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柏崎刈羽原子炉からのニュートリノを用いた混合角θ_<e3>の測定実験の最適化

研究課題

研究課題/領域番号 16540239
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
研究機関新潟大学

研究代表者

田村 詔生  新潟大学, 自然科学系, 教授 (00025462)

研究分担者 川崎 健夫  新潟大学, 自然科学系, 助手 (00323999)
住吉 孝行  首都大学東京, 都市教養学部, 教授 (30154628)
研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2005年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2004年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード原子炉ニュートリノ / ニュートリノ振動 / 液体シンチレータ / 高速フラッシュADC回路 / 低雑音光電子増倍管 / GEANT4シミュレーション / Gdによる熱電子の吸収 / Gd入りの液体シンチレータ / シミュレーション / FADC
研究概要

○液体シンチレータおよび検出器用アクリルの耐液体シンチレータ特性の調査
・シンチレータへの耐性のあるアクリルの候補が特定された。
・液体シンチレータの安定性のテストを行った。
○高速FADCによる読み出し回路の開発
・500MHz,8bitの高速AD変換を行う汎用プロトタイプ回路が完成した。
回路の直線性:ノイズ等に関するテストが行われた。次のKASKA仕様プロトタイプでは更にノイズの低減することが望ましいが,現段階では概ね仕様を満足することが示された。
・回路中のFPGAでのディジタル積分による信号弁別:十分な速さで実現される事が示された。
○検出システムの改善を考慮したシミュレーション
・熱中性子のGdによる吸収プロセスの開発・実装:GEANT4の開発グループとも協力しつつ行われ、期待通りの動作が確認された。
・KASKA実験のプロトタイプ及びフルスケール検出器のシミュレーション:プログラムの実装が行われ,プロトタイプ検出器での測定結果を利用しながら,調整をした。
○低雑音大口径光電子増倍管(PMT)についての検討
・HPK社の10インチPMTについて測定・検討を行った。その結果、基本性能は十分であり,ガラスからの放射線に関しては,メーカとの話で実験用には低バックグラウンド用の炉を新規に設置することで解決できるとの結論を得た。

報告書

(3件)
  • 2005 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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