研究課題/領域番号 |
16540265
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 高知女子大学 |
研究代表者 |
大久保 茂男 高知女子大学, 生活科学部, 教授 (30105366)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,610千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2006年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2005年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2004年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | クラスター / 虹散乱 / プレ虹 / アルファ粒子 / ボーズ・アインシュタイン凝縮 / 核間ポテンショル / エアリー構造 / 分子的構造 / クラスター構造 / ボース凝縮 / 核間ポテンシャル / 桟間ポテンシャル / クラスター模型 / ^6Li散乱 / ^<12>C / ^<38>Ar / ハロー / α散乱 / 超変形 / ^<16>Ar |
研究概要 |
(1)^<16>O+^<12>Cの虹散乱・核間相互作用と^<28>Siにおける^<16>O+^<12>Cクラスター構造・超変形の関係が論じられ、クラスター構造をもつ超変形パリティ2重項の存在が指摘された。 (2)^<12>C+^<12>Cにおける核間ポテンシャルをもちいて、エアリー構造のエネルギー変化、生成・発展・成長機構が遠回波を内部波・外部波に分解することで詳細に調べられた。 (3)非弾性散乱における虹散乱・エアリー構造の生成・成長機構が典型核α+^<40>Ca系を中心に研究され、弾性散乱のエアリー構造と基本的に同じメカニズムで理解できることが明らかにされた。 (4)^<12>Cのホイル状態がα粒子のボーズ凝縮状態であることによる大きい半径が、α粒子の虹散乱から検証できる可能性が示された。また、^3He+^<12>C非弾性散乱の実験データの分析から、α粒子のボーズ凝縮による大きい半径の検証におけるプレ虹の有効性が示された。 (5)弱結合系^6Liが虹散乱やプレ虹のエアリー構造を示し、核間相互作用が決められることが示された。不安定核^6He散乱においてもエアリー構造が見られる可能性が論じられた。 (6)虹散乱と核間相互作用についての総合解説論文が纏められた。 (7)^<36>Ar、^<38>Arのαクラスター構造と超変形の関係が半微視的クラスター模型であるチャネル結合直交条件模型をもちいて明らかにされた。
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