配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2006年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2005年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2004年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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研究概要 |
本研究の目的はバイオミメティックデザインによる未来型新複合材料の開発設計である.全体の計画は生体骨の力学的機能の解明による具体的な設計方針の確立(基礎的研究1),未来型新複合材料の最適設計技術の開発(基礎的研究2),未来型新複合材料の成形加工技術の開発(応用的研究)である.基礎的研究1は申請者らの研究成果として達成された.つまり,研究費申請期間の研究計画は,基礎的研究2から応用的研究の段階に該当する.基礎的研究1の成果として申請者らが提唱した"固-気体複合材料"の実用化に向けて,数値解析技術,実験計測技術を独自開発することにより衝撃負荷に対する荷重分散性能を明らかにした. 平成16年4月1日〜平成19年3月31日の研究期間における具体的な研究実績は次の通りである. 1.未来型新複合材料の創製と動的荷重分散機能の評価として,(1).固-気体複合材料の創製(物品費:アルミハニカム等購入費適用)が実施され,(2).動的荷重分散機能の評価(物品費:ロードセル等購入費適用)が,高速衝撃試験機(同志社大学保有),衝撃分散多チャンネル計測装置(同志社大学保有)および高速変形撮影装置(同志社大学保有)を用いて検討された. 2.動的固-気体連成解析による機能最適設計法の開発として,(1).界面荷重伝達のモデル化,および(2).機能設計因子の影響解析が検討された.上記項目1.において得られた知見に基づき,構造の最適設計へ向けての多自由度の設計変数に対する設計データベースが構築された. 3.研究成果として,(1).国内学会:4件,(2).国際学会:2件による公表が実施された.
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