研究課題/領域番号 |
16560316
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電子デバイス・電子機器
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
福井 正博 立命館大学, 理工学部, 教授 (50367992)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2005年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2004年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 低消費電力設計 / システム設計 / 大規模集積回路 / ハード・ソフト協調設計 / 電力解析 / 電力推定 / 電力モデル / 設計技術 |
研究概要 |
概要 システムレベル電力解析システム(プロト)を完成し、画像システム設計に適用した 以下の特徴を有するシステムレベルにて電力解析システムのプロトを開発、その評価を実施.その成果を、国内外の学会で発表を行った.(12件、内2件は国際学会(査読つき))また、JPEG2000の画像圧縮用回路に本手法を適用し、システムレベルにて高精度の電力解析ができることを確認した. (1)機能部品やそれぞれの詳細設計情報を高精度かつ高速計算可能な形でモデル化 (2)バスやメモリの構成などRTL設計の最適化結果を高精度に推定する機能を提供 (3)ソフトウエアの電力解析システム 研究実績 ・米国開催のDesign Automation ConferenceおよびInternational Conference of Computer Aided Designに参加し、Gajski教授はじめ、関連分野の研究者と面会し技術動向調査と技術討議を実施した. ・論理回路およびRTレベルにおいて、従来並みの高精度で、電力シミュレーション時間を約10倍高速化を実現する手法を確立し、学会報告を行なった. ・システムレベルでの高効率消費電力モデルのデータベースを開発し、学会報告を行なった. ・JPEG等の小規模画像処理アルゴリズム開発に開発した新手法を適用し、従来に比べて高精度の電力解析が行えることを確認した. 残された課題 ・本研究の一応用として、電池駆動の超低電力システムにおける電力解析についても検討したが、これは、電源制御の新しい方法の確立が必要である. ・低電力化だけでなく、低電圧での動作の信頼性確保のため、本研究の発展としての電源物理設計系の高効率安定化方法の確立が急務である.
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