研究課題/領域番号 |
16560550
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
都市計画・建築計画
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
曽根 陽子 (曾根 陽子) 日本大学, 生産工学部, 教授 (90171389)
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研究分担者 |
亀井 靖子 日本大学, 生産工学部, 助手 (50386083)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
2006年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2005年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2004年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 1960年代 / ミニ開発 / コミュニティ / 飲み屋 / 高齢者 / 川口市 / 建売住宅 / 改修 / 高度成長期 / ミニ開発住宅地 / 近隣コミュニケーション / 零細店舗 / 公民館 / グループ活動 / 建売住宅地 / 住宅更改 / コミュニテイ / 極小住宅 / 高齢化 / 近隣商店街 / 飲食店 / 近隣交流 |
研究概要 |
本研究は、住宅更新の状況について住宅地図、航空写真、家屋閲覧台帳、国勢調査報告などから実情を把握し、その結果を平成18年度日本建築学会技術報告集に投稿し、採用・掲載された。この地区は、居住者高齢化と住宅老朽化が同時進行しているが、隣接空き地と敷地併合した新築や、若年層の新規入居もあり開発当時危惧されたスラム化は起きていない。 次に地区町会の協力を得て、全戸アンケート調査を実施した。この結果は全ての研究の基礎データとして使用した。研究開始前、調査者が直感的に感じた「住みよさ感」「親しみやすさ」にっいては、実際に住民と接しながら調査を進めると、予想どおりのものであった。当初は路地空間の立ち話や表出の多さから、路地単位の近隣交流も調査対象であったが、むしろそれより任意の居住者間の交流の多さにこの地区の特徴があると感じ、以下の調査を行った。このうち2)については結果を平成18年度日本建築学会計画系論文報告集に投稿し採用・掲載された。 1)と3)4)についても今年度中に、同論文報告集に投稿する予定である。 1)地区内の小売店舗でのアンケート調査と店員として働きながらの観察調査平成16年、18年地区内の道路・通路は全て一方通行又は行き止まりであり、かつ零細店舗で駐車場もないため、徒歩、又は自転車で買い物にくる。居住者の中心を占める50〜60才代の女性を中心とする客の多くは週にかなりの頻度で買い物をし、かつ客同士、店主との交流をしている。 2)地区内にある20数店の飲み屋に関するアンケート調査と参加型調査 地区内の飲み屋は50〜60代の男女を中心とした近隣コミュニケーションの場になっている。 3)地区内のグループ活動の調査 地区内の公民館、青少年センターを集まりの場としている、40以上の文化・スポーツのグループは活動内容を名目として集まっている仲良しグループで、集まって交流することを楽しんでいる。 4)自治会を中心として、PTA、商店会、レク協、3)のグループなど、種々の団体グループは「盆踊り」「文化祭」「新年会」などの行事を通じて地区住民全体の交流を行っている。
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