研究課題/領域番号 |
16560702
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
船舶海洋工学
|
研究機関 | 北海道東海大学 |
研究代表者 |
上瀧 實 北海道東海大学, 工学部, 教授 (20244874)
|
研究分担者 |
畑中 勝守 北海道東海大学, 情報教育センター, 助教授 (10259129)
津村 憲 北海道東海大学, 工学部, 教授 (40207444)
白川 智昭 北海道東海大学, 工学部, 助教授 (50196614)
和田 雅昭 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 講師
富沢 木実 道都大学, 経済学部, 教授 (90337056)
増田 稔 東亜建設工業(株), 機電部, 課長(研究職)
|
研究期間 (年度) |
2004 – 2005
|
研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
|
配分額 *注記 |
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2005年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2004年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
|
キーワード | 資源管理型漁業 / 三次元海洋GIS / 定点観測用ブイ / Webデータベース |
研究概要 |
1.海洋観測ブイと海底地形情報収集システムの試作 海上における使用形態に応じ実利用を想定した情報収集機器(マイクロキューブ)の開発を行った。利用形態は、船舶に搭載し利用する船舶搭載型、ブイのように利用する海上固定(定点観測)型である。通信手段別には、船舶無線対応型、FOMA, DoPa対応型ならびに無線LAN対応型をスタツカブルボード化し、個別にあるいはそれらの組み合わせにより利用可能とした。また、デザイン(小型化など)、ユーザビリティ(操作の単純化など)、耐環境性(防水性、省電力化など)の検討を行った。これらの応用例として次のシステムを開発し、現地実験を実施した。 (1)多点多層海水温監視システム開発 固定ブイにて観測された海水温データをDoPaを用いてインターネット経由の電子メールでサーバへと伝送するシステムを開発した。データは30分間隔で送信され、4ヶ月間の現地実験で動作確認した。 (2)海底地形情報収集システム開発 漁船にシステムを1年半の期間搭載し、現地実験を通じて実用化に向けた実証実験を行った。 2.情報解析データべースシステム開発 Webデータベースを活用し、多点多層海水温監視システムと海底地形情報収集システムのデータ蓄積ならびに表示のため、次のデータべースシステムを開発した。 (1)リアルタイム温度表示システムとして,データべースにリアルタイムに蓄積された情報を、1日、1週間、1ヶ月の期間で自動グラフ化し、インターネット上で公開するシステムを開発した。 (2)NMEAフォーマットに準拠した海底地形情報をデータべースに自動的に取り込み、平面直角座標変換して保存するDBシステムを開発した。
|