| 研究課題/領域番号 |
16560728
|
|---|
| 研究種目 |
基盤研究(C)
|
| 配分区分 | 補助金 |
|---|
| 応募区分 | 一般 |
|---|
| 研究分野 |
核融合学
|
|---|
| 研究機関 | 核融合科学研究所 |
|---|
研究代表者 |
藤堂 泰 核融合科学研究所, 理論・シミュレーション研究センター, 助教授 (00249971)
|
|---|
| 研究期間 (年度) |
2004 – 2006
|
| 研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
|
| 配分額 *注記 |
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2005年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2004年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
|
|---|
| キーワード | 高速粒子 / アルフベン固有モード / 高速粒子モード / 電磁流体 / 全特性曲線法 / 核融合プラズマ / シミュレーション / アルヴェン固有モード / LHD / 高エネルギー粒子 / 拡張MHD / 補完流体法 / ITER / 高エネルギー粒子モード / 周波数掃引 / JT-60U |
|---|
| 研究概要 |
高速粒子-MHD連結シミュレーションコードMEGAを用いて、アルフベン固有モードと高速粒子モードに関連する以下の研究成果を挙げることができた。
1.JT-60Uにおける非局所的高速粒子モードの性質を詳細に調査し、その半径方向の広がりが高速イオン軌道幅と高速イオン圧力に強く依存することを明らかにした。2.連続スペクトル型高速粒子モードの性質を研究し、周波数が高速イオンの軌道周波数と一致することを明確に示した。3.アルフベン固有モード時間発展に対するMHD非線形効果を解明するシミュレーション研究に取り組み、MHD非線形効果によって飽和振幅が抑制されることを示した。4.MEGAコードをヘリカル座標系に対応できるように拡張し、LHD実験に対応したアルフベン固有モードのシミュレーションを実行した。5.MEGAコードを有限イオンラーモア半径効果と電子ランダウ減衰効果を取り入れて拡張した。
その他にシミュレーションの基礎的手法開発として、低雑音粒子シミュレーション手法の物理量保存を保証する全特性曲線法を独自に考案した。全特性曲線法を用いてジャイロ運動論的電磁プラズマシミュレーションモデルを構築し、運動論的アルフベン波の実周波数と減衰率が正確に計算できることを実証した。この手法を用いることにより、トーラスプラズマのための3次元ジャイロ運動論的電磁プラズマシミュレーションコードの開発を期待することができる。
|
