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蛋白分解を伴う染色体分配の分子機機の解明

研究課題

研究課題/領域番号 16570167
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 細胞生物学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

小谷 秀示  医科歯科大, 難治疾患研究所, 研究員 (60281622)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2005年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2004年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
キーワードコヒーシン / コンデンシン / FRET / セパラーゼ / Rad21 / 姉妹染色体
研究概要

(1)コヒーシン・コンデンシンの機能解析:姉妹染色体を繋ぎとめているコヒーシン複合体(Rad21、Scc3、Smc1、Smc3)や分裂期特異的に染色体凝縮を行うコンデンシン複合体(Smc2、Smc4、Scc2、Scc4)は細胞周期によってリン酸化・脱リン酸化・メチル化・アセチル化されることがわかっている。コヒーシン・コンデンシンの構成蛋白のリコンビナントに実際的な修飾を行い、切断活性を比較することで、部位特異的な修飾が染色体分配へ如何なる影響を与えているかの検討を行った。
(2)FRET法を用いたコヒーシン蛋白群の細胞内機能解析:Rad21蛋白はコヒーシンの構成蛋白で姉妹染色体分配の際にセパラーゼによって切断される。Rad21蛋白のN末端側にYFP蛋白、C末端側にBFP蛋白といった異なる色の蛍光標識蛋白との融合蛋白を培養細胞内に発現させ、FRET法を用いて分裂期進行に伴って細胞内の何処に蓄積し、何時、どのように切断されるかを発色の違いにより観察を行う予定であるが、本年度はこの発現プラスミドの構築を行い、安定強制発現株を確立し、現在解析を行っている。
(3)相互作用因子の探索:セパラーゼの活性を制御している因子は現在までにセクリンの結合とCdc2/cyclin B (MPF)によるリン酸化しか報告されていないが、ヒトのセクリン、セパラーゼ、コヒーシンと結合する因子を、各々をプローブにし、酵母two-hybrid、ウェストウェスタン法などを用いて相互作用する因子を単離・同定するための、発現コンストラクトを作成中である。

報告書

(1件)
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] An effective siRNA target sequence extraction method for mammalian cells.2004

    • 著者名/発表者名
      Takasaki S., Kotani_S., Konagaya A.
    • 雑誌名

      Cell Cycle 3

      ページ: 790-795

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] In silicoシミュレーションモデルを用いた細胞周期制御因子の機能解析2004

    • 著者名/発表者名
      小谷 秀示, 小長谷 明彦
    • 雑誌名

      Bio Industry 21

      ページ: 40-51

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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