研究課題/領域番号 |
16590327
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験病理学
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研究機関 | 愛知医科大学 |
研究代表者 |
佐賀 信介 愛知医科大学, 医学部, 教授 (40144141)
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研究分担者 |
吉川 和弘 (吉川 和宏) 愛知医科大学, 医学部, 講師 (60109759)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2005年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2004年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | caspin / PEDF / 血管新生 / 血管内皮細胞 / アポトーシス / 内軟骨骨化 / in situ hybridization |
研究概要 |
血管新生抑制因子caspin/PEDFにより誘導される血管内皮細胞のアポトーシスの分子機序を明らかにするため、添加前後の血管内皮細胞について、マイクロアレー法によりアポトーシス誘導シグナルに関わる遺伝子の解析を行うこととしていたが、大腸菌組換えcaspin/PEDFを用いた解析では、大腸菌由来LPSの混入が影響を及ぼしていることが示唆されたため、mouse培養細胞から精製したnative typeのcaspin/PEDFや市販品のBHK細胞培養液中に発現されたヒト組換えPEDFを用いることに予定を変更した。ヒトにおける発現解析を行うために、ヒト由来のSV40不死化内皮細胞HMEC-1及びprimary human micro vascular endotheliaについて、市販品のヒト組換えPEDFを用いてアポトーシス誘導の解析を行ったが、これらの細胞に対する有意なアポトーシス誘導が検出できなかった。mouse培養細胞からnative typeのcaspin/PEDFを精製しているが、マイクロアレー解析に必要な量が得られていない。 内軟骨骨化の分子機序を明らかにするために、マウスにおけるcaspin/PED発現について、以前行った免疫組織学的解析に加えて、in situ hybridizationによる詳しい解析を行った。内軟骨骨化の進行に伴い形成される肥大軟骨細胞ではcaspin/PEDは消失し、血管侵入抑制が解除されるのに相応した所見を示した。また、この時期には骨膜や骨皮質へ分化する骨外縁に沿った部位にcaspinが強く発現し、この部位における血管の侵入を抑制していると考えられた。
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