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面接時の受診者(クライエント)と医療者の身体姿勢に関する行動学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 16590560
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 内科学一般(含心身医学)
研究機関新潟県立看護大学

研究代表者

吉山 直樹  新潟県立看護大学, 看護学部, 教授 (30092448)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2005年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2004年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード左抱き / 心拍動説 / 右脳説 / 左前の姿勢 / 医療面接 / 面接技法 / 面接姿勢 / 行動学的研究 / 外来診察 / アイコンタクト / 右抱き / 中抱き(対面抱き)
研究概要

研究結果として,(1)映像観察で,入室時にクライアントはアイコンタクトせず外来スペース全体を眼球の動きだけで見渡しており,身体姿勢の決定は無意識であると推定された,(2)大学新入生で沐浴人形の抱き姿勢をみると,左抱き84名中41名(43.6%),右抱き42名(44.7%),中抱き(対面抱き)1名(1.1%)で,これを1年後に調べたら,左抱き84名中50名(58.8%),右抱き33名(38.8%),中抱き1名(1.2%)と左抱きに変化していた.クライアントの左に位置する姿勢については手術時の術者,看護・介護時のサービス提供者等も同様であった.「左抱き」現象は心拍動説や右脳説から説明されてきたが,自然界には左側面から接触したり,左側面を内側にして回転する現象が普遍的に観察される.
考察としては,「左抱き」はヒトが生命体として持ち続けてきた左右差に由来し,これが環境の中でさらに学習され変容したもののようである.医療者が,やや左前にクライアントを診ている姿勢が乳児の「左抱き」に相似していて自然であり,医療面接の際の面接技法の指導にはっきり明記するべき結論が得られたものと考える.

報告書

(3件)
  • 2005 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて 2006 2005

すべて 雑誌論文 (6件)

  • [雑誌論文] 介護時の「抱き」姿勢に関する研究2006

    • 著者名/発表者名
      吉山直樹
    • 雑誌名

      第17回日本在宅医療研究会抄録集

      ページ: 61-61

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2005 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] 面接技法の研究-面接姿勢に関する動物行動学的検討(第2報)2006

    • 著者名/発表者名
      吉山直樹
    • 雑誌名

      第10回日本心療内科学会学術大会抄録集

      ページ: 59-59

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2005 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] 介護時の「抱き」姿勢に関する研究2006

    • 著者名/発表者名
      吉山直樹
    • 雑誌名

      第17回日本在宅医療研究会学術集会抄録集 (発表予定)

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 介護時の「抱き」姿勢に関する研究2006

    • 著者名/発表者名
      吉山直樹
    • 雑誌名

      第29回日本プライマリ・ケア学会学術集会 (発表予定)

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] 面接技法の研究-面接姿勢に関する動物行動学的検討(第2報)2005

    • 著者名/発表者名
      吉山直樹
    • 雑誌名

      第10回日本心療内科学会学術大会抄録集

      ページ: 59-59

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 面接時の受診者(クライエント)と医療者の身体姿勢に関する行動学的研究2005

    • 著者名/発表者名
      吉山直樹
    • 雑誌名

      第10回日本心療内科学会学術大会 (発表予定)

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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