研究課題/領域番号 |
16590705
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 京都薬科大学 |
研究代表者 |
小原 幸 京都薬科大学, 薬学部, 助教授 (80275198)
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研究分担者 |
松原 弘明 京都府立医科大学, 医学研究科, 教授 (10239072)
辰巳 哲也 京都府立医科大学, 医学研究科, 講師 (20254328)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2005年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2004年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | 心筋分化 / ヒト臍帯血 |
研究概要 |
1.)In vitroにおける臍帯血由来細胞の心筋分化能の検討 臍帯血より単核細胞分画を比重遠心法により分離し、その後StemsepにてLineage(-)分画を採取した。 1)単独培養:採取細胞をαmediumにて3日-7日培養後、培養液をDMEMに変え、分化誘導剤としてi)1%DMSO、ii)インスリン200nM、またはiii)5-azacitidine 1mMを加え、さらに2週間培養した。分化誘導剤投与のタイミング、培養dishのcoating等変え検討したが、いずれの条件においても、心筋特異蛋白の発現は認めなかった。 2)共培養:Lineage(-)単核球を新生仔ラット培養心筋細胞と共培養を行った。2週間後、免疫細胞学的検討として、抗ヒト核抗体にてヒト由来細胞を同定、さらに抗actinin抗体、抗ミオシン重鎖抗体、心筋トロポニンI抗体を用いて二重染色を行った。自発収縮細胞は認めなかったが、ヒト由来細胞の一部に心筋特異蛋白陽性細胞が散見され、ヒト臍帯血由来細胞の心筋分化の可能性が認められた。 2.)In vivoにおける臍帯血由来細胞の心筋分化能の検討 上記と同様に得たLineage(-)単核球細胞3-600万cellを、NOD/SCIDマウスに心筋梗塞作成直後、虚血境界領域に心筋内注入を行った。2、4、6週間後に心臓を摘出し組織学的検討を行った。薄切組織標本を抗HLA-DR抗体及び、抗actinin抗体もしくは抗desmin抗体を用いて二重染色を行った。移植2週間後には、ヒト単核球細胞は注入部に多数存在したが、心筋蛋白発現移植細胞は認めなかった。移植4週間後には、HLA-DR、とdesmin(actinin)二重陽性細胞をごく少数認めたが、5azacitidine前処置による心筋細胞への分化効率の増加は認めなかった。また、細胞移植による心機能への影響も心臓超音波検査上、認めなかった。
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