| 研究課題/領域番号 |
16591050
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 応募区分 | 一般 |
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| 研究分野 |
小児科学
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| 研究機関 | 自治医科大学 |
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研究代表者 |
高橋 尚人 自治医科大学, 医学部, 助教授 (50197159)
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| 研究分担者 |
本間 洋子 自治医科大学, 医学部, 助教授 (10238826)
郡司 勇治 自治医科大学, 医学部, 助教授 (90245043)
矢田 ゆかり 自治医科大学, 医学部, 助手 (00296089)
斎藤 慎二 (齋藤 慎二) 自治医科大学, 医学部, 助手 (50195989)
菊池 賢 東京女子医科大学, 医学部, 助教授 (60214748)
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| 研究期間 (年度) |
2004 – 2006
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| 研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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| 配分額 *注記 |
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2006年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2005年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2004年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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| キーワード | スーパー抗原 / TSST-1 / TSS / 新生児TSS様発疹症 / NTED / MRSA / 川崎病 / サイトカイン |
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| 研究概要 |
I.新生児TSS様発疹症NTEDの臨床像の解析
NTEDの全国調査を行った。発症例はやや減少傾向だが、正期産児は増加し、またMSSAによる例の増加も見られた。超低出生体重児2例の死亡例もあり、日本周産期・新生児医学会で報告した。また、総合周産期センター二施設におけるNTED159症例の診療録を詳細にreviewし、日本未熟児新生児学会で報告した。
II.NTEDの免疫学的解析
全国から収集したNTED77症例のT細胞レセプターの解析から、診断基準作成を行い、第110回日本小児科学会で報告した。この変化を参考に、重症NTED症例の免疫学的解析をPediatr Infect Dis Jに報告した。
また、NTED11症例の血清中サイトカインを測定した。非常に特徴的なIL-10の産生増加から、NTEDの軽症性は新生児が抑制性サイトカインにより自ら免疫反応を調整しているものと考えられた。
NTEDの原因であるTSST-1に対する抗TSST-1抗体価保有について、本邦の妊娠母体221例および臍帯血97例の解析を行い、Am J Perinatolに報告した。
III.TSS症例の解析
toxic shock syndrome (TSS) 2症例の、末梢血TCRVβ2陽性T細胞の緩徐な減少と急性期のTCRVβ2陽性T細胞の末梢血からの消失について、1^<st> Meeting of Asian Society of Pediatric researchで報告した。1例はPediatrics Internationalへの掲載が認められた。
IV.川崎病症例の解析
川崎病症例における特異的T細胞の解析を行った。一部にTCRVβ2陽性T細胞の変化を認めたが、結局スーパー抗原の関与を特定できないと判断した。
川崎病7例の急性期と回復期の血清中の17種類サイトカインの経時的変動を解析し、症例毎の変動の方が大きく、症例毎に非常に多様な疾患であることを確認した。
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