研究課題/領域番号 |
16591102
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
亀田 健治 愛媛大学, 総合科学研究支援センター, 講師 (60363264)
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研究分担者 |
白方 裕司 愛媛大学, 大学院医学系研究科, 講師 (50226320)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2006年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2005年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2004年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | 幹細胞 / SP細胞 / セルソーター / ヒト表皮角化細胞 |
研究概要 |
培養皮膚を用いた遺伝子治療を実施する上で、表皮角化細胞の幹細胞の同定は必要不可欠である。そこで、我々は、Side Popuration(以下、SP細胞と略す)をセルソーターを用い、幹細胞の新たな分離法の確立と幹細胞マーカーの同定を明らかにし、さらにその分離法を用いた新たな培養皮膚の作製法の開発を試みた。 凍結保存しておいた2代目のヒト表皮角化細胞を播種し、無血清培養法にて培養した。培養後5日目のsubconfluentになった条件で、トリプシン/EDTAを用いて細胞を回収し、ヘキスト33342を10ug/mlの濃度で添加し、37℃60分間染色を行った。遠心操作後細胞を3x10E6/mlの濃度で再懸濁し、高速セルソーター(EPICS ALTRA,ベックマン・コールター社)を用いてSP細胞と全分画の細胞を分離採取した。引き続き無血清培養を行い、細胞がサブコンフルエントになった時点で継代を繰り返し、どの程度まで細胞が増殖するかについて検討した。また、皮膚組織から直接分離した角化細胞を用いて同様に検討した。 SP細胞はmain population(MP)細胞と比較して、継代初期では増殖能力が高く、サブコンフルエントになるまでの時間が短く、数代継代までは増殖能力が高いことが明となった。皮膚組織から分離した角化細胞においても初期の増殖能は高いものであった。しかし、継代を繰り返すに伴い、SP細胞は増殖が急に低下し、7-8回継代で増殖を停止する傾向が見られた。一方MP細胞においては7-8回継代後も順調に増殖し、10-12代まで継代可能であった。この現象は皮膚組織から分離した角化細胞でも同様であった。
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