研究課題/領域番号 |
16591675
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
安里 剛 琉球大学, 大学院・医学研究科, 助手 (40253950)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
2005年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2004年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 子宮頸癌 / HPV / ハイリスク型 / High Risk型 / バリアント / 塩基配列 / 高齢者 / 頸部異形成 / 発癌リスク |
研究概要 |
本研究では、子宮頸部浸潤癌(扁平上皮癌)、子宮頸部異形成例、正常子宮頸部に感染しているHPVの塩基配列を決定することで、各HPV型、サブタイプ、バリアントのリスク評価を行った。 (1)High Risk型・バリアントの同定 子宮頸癌症例群、異形成症例群、コントロール群から検出されたHPVの型は31種類、そのうち17種類をハイリスク型と分類した。31種類のHPV型のうち26種類にバリアントが存在した。この26種類のうち21種類では癌に検出されるバリアントとコントロールから検出されるバリアントが混在していた。これら21種の型はバリアントによって発癌リスクが異なる可能性があった。 (2)検出されたHPVの型 陽性率の高い型は、癌症例群では16型(42.4%)、33型(9.0%)、58型(8.0%)、18型(7.7%)、52型(7.1%)、31型(6.1%)、35型(4.2%)だった。コントロール群では、52(12.0%)、51%(8.4%)、35(8.1%)、53(5.7%)、56(5.4%)、16(4.8%)、33(3.6%)、90(3.6%)、91(3.6%)、71(3.0%)となっていた。 (3)各HPVのリスク評価 オッズ比等を用いたリスク評価でハイリスク型と判断したものは、16、18、31、33、35、45、51、52、53、56、58、59、66、68、70、73、82型であった。ローリクス型と判定したものは、6、32、39、42、54、61、67、71、72、84、86、90、91型であった。
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