研究課題/領域番号 |
16591760
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
調 恒明 大分大学, 医学部, 助教授 (50179058)
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研究分担者 |
吉岡 秀克 大分大学, 医学部, 教授 (00222430)
住吉 秀明 大分大学, 医学部, 助手 (60343357)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2005年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2004年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
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キーワード | 神経ネットワーク形成 / 軸索ガイダンス / ケモカイン / SDF-1 / CXCR4 / ゼブラフィッシュ / 視神経 |
研究概要 |
申請者らは、SDF-1のシグナリングが側線のprimodiaと視神経に対して誘因性の因子として働き、神経ネットワークが正しく構築されるのに必須であることを示した。 1.SDF-1は側線神経軸索のガイド役を担う。 A. loss of function study SDF-1は、側線神経の通り道であるhorizontal myoseptumに発現しておりそこを遊走する細胞集団primodiaはSDF-1の受容体CXCR4を発現している。SDF-1あるいは、CXCR4をノックダウンするとprimodiaの遊走が大幅に遅れることが示された。また、一部の個体ではprimodiaは、本来のルートを外れて進むことがわかった。 B. gain of function study 発現ベクターを用いてSDF-1を異所性に発現させるとルートを外れた側線神経がSDF-1に誘引される事が示された。 2.SDF-1は視神経軸索の誘因因子として働く。 A. loss of function study SDF-1は、視神経の通り道である視神経鞘に発現しており、そこを通る視神経軸索はSDF-1の受容体CXCR4を発現している事を示した。SDF-1あるいは、CXCR4をノックダウンすると視神経軸索は本来のルートを外れて進むことがわかった。 B. gain of function study 発現ベクターを用いてSDF-1を異所性に発現させるとルートを外れた視神経がSDF-1に誘引される事が示された。
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