研究課題/領域番号 |
16591925
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
保存治療系歯学
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研究機関 | 日本歯科大学 |
研究代表者 |
奈良 陽一郎 日本歯科大学, 生命歯学部, 教授 (80172584)
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研究分担者 |
貴美島 哲 日本歯科大学, 生命歯学部, 講師 (90247023)
新田 俊彦 日本歯科大学, 生命歯学部, 助手 (20247042)
鈴木 貴規 日本歯科大学, 生命歯学部, 助手 (30409221)
柵木 寿男 日本歯科大学, 東京短期大学, 助教授 (50256997)
江黒 徹 日本歯科大学, 歯学部, 講師 (20339443)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2006年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2005年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2004年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 引張り接着強さ / レジン接着システム / 複合ストレス / 齲蝕罹患象牙質 / Er : YAGレーザー / ワイブル分析 / FE-SEM観察 / マイクロテンサイルボンドテスト / 初期接着強さ / 無切削エナメル質 / 切削エナメル質 / 切削象牙質 / セルフエッチングプライマー / オールインワンアドヒーシブ / 口腔内環境条件 / 歯頸部歯質 / Er : YAG Laser / In Vivo / In Vitro / 引っ張り接着強さ / 修復システム / 罹患歯質 / レーザー照射 / 接合界面 |
研究概要 |
1.代表的な6種All-in-one adhesive systemの歯頸部歯質に対する接着強さ獲得能および各システム固有の接着強さ値獲得のための信頼性には差が認められた。 2.Micro-tensile bond test法におけるヒト歯を用いたダンベル状試料形態においては、最狭窄部断面形態が正方形(1.0×1.0mm)を呈し、彎曲度0.65、平行部長さ1.0mm設定が適正な接着強さと優れた信頼性の獲得に有効であることが判明した。また、角柱状試料形態においては、断面形態を正方形(1.0×1.0mmに設定することが有効であった。 3.Er : YAGレーザー(L)または回転切削器(R)を用いて最終形成した歯頸部規格化V字状窩洞修復の複合ストレス負荷後の歯頂側漏洩は、最終形成器・システムの違いにかかわらず同等であった。一方、歯肉側漏洩は、L修復の漏洩がR修復の漏洩に比べ有意に大きかった。 4.複合ストレス:負荷後の歯頸部L/R修復の歯肉側壁象牙質に対するμ-TBS値は最終形成器の違いによる有意な影響を受け、システムの違いによる影響は受けなかった。 5.代表的な3種セルフエッチングプライマー系レジン接着システムのエナメル質初期接着強さは、代表的なセルフプライミングアドヒーシブシステムと同等の値を示した。また、これらシステムの象牙質値はセルフプライミングアドヒーシブシステムに比べ同等あるいは有意に大きな値を示した。 6.接着試験後の試料破壊様相とF-TBS値との間に明瞭な関係を特定することは困難であった。 7.接合界面部における網目状様相の程度と幅は、レジン接着システム固有の脱灰・浸透能が影響しているものと推察された。 8.齲蝕罹患象牙質に対する平均μ-TBS値は健全象牙質値より有意に低く、またDIAGNOdent<^TM>値によってμ-TBS値の大小を予測することは困難であることが示唆された。
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