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睡眠時無呼吸症候群患者に対する口腔内装具の効果と顎筋筋活動に及ぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号 16591950
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 補綴理工系歯学
研究機関広島大学

研究代表者

安部倉 仁  広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助手 (30159454)

研究分担者 濱田 泰三  広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (50034244)
貞森 紳丞  広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教授 (40187167)
村田 比呂司  広島大学, 病院・講師 (40229993)
牧平 清超  広島大学, 病院・助手 (80304450)
井上 俊二  広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助手 (40291447)
研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2005年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2004年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
キーワード睡眠時無呼吸症候群 / スリープスプリント / 下顎位 / 筋活動 / 咀嚼筋 / スリーブスプリント
研究概要

睡眠時無呼吸症候群は睡眠中に呼吸が止まった状態(無呼吸)が断続的に繰り返される病気である。本疾患の潜在的患者は極めて多いことが指摘されており、前年度、本学歯学部5年生を対象としてアンケート調査を行った結果からも、自覚がなくとも本疾患を有するものがかなり存在することが示唆された。すなわち、社会的影響も大きく緊急の課題と考えられた。歯科的対策として口腔内装具が重要視されており、睡眠時無呼吸対策として使用される口腔内装具の低呼吸や無呼吸の改善効果があることが報告されているが、このような装具の長期間にわたる装着が副作用として顎筋に対して及ぼす影響については不明のところが多い。そこで、実験的条件下での口腔内装具の前方移動量と顎筋の筋活動の関係を検討したところ、最小クレンチング、最大クレンチング時の筋活動量、20%および40%クレンチング時の活動性指数の検討を総合的に考えると、最大前方運動距離の3分の2程度までの前方移動量であれば許容できることが示唆された。さらに、以上の結果をふまえて、装置の挙上量(厚さ)に焦点をおき、実際の夜間睡眠時の筋活動について検討した。すなわち、許容できる挙上の上限として6ミリの厚さのスプリントと耐久性を考慮し、最少の厚さとして3ミリの厚さのスプリントを製作した。これら2種のスプリントを装着し、口腔内装置による咬合挙上が夜間睡眠時の顎筋の筋活動に及ぼす影響について検討した。その結果、口腔内装置の厚さは可及的に薄い方が、長期装着を考えると推奨されることが示唆された。

報告書

(3件)
  • 2005 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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