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高齢者歯科治療中の異常高血圧を予測する無侵襲モニターの開発に関する研究(2)

研究課題

研究課題/領域番号 16591985
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 外科系歯学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

大渡 凡人  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 助教授 (80194322)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2005年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2004年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワード高血圧 / 歯科治療 / 高齢者 / システム同定
研究概要

システム同定による高血圧予測方法の予測に先立ち、臨床疫学的にhypertensive crisesがどの程度の頻度で発生しているかを明らかにし、その発生と関連する背景因子について検討を行った。その結果、hypertensive crisesの発生頻度は3679人の70歳以上の高齢者ののべ5664回の観血的歯科処置の6.0%に発生していた。また、多重ロジスティック解所により、hypertensive crisesと有意な関連を示した患者の背景因子には、高血圧症の既往、および初診時血圧がGrade2以上が認められた。
ついで、加齢による心血管系制御の変化を明らかにするためにシステム同定による解析を行った。循環制御系としての4つの生理学的なカップリング、すなわち、2つの自律神経を介した結合((1)心拍圧受容体、(2)ILVとして測定した呼吸と心拍数)、2つの機械的な結合((1)心室収縮と動脈圧波形形成、(2)呼吸と動脈圧)が考えられるが、本研究では特に重要と考えられる心拍と動脈圧の関連について検討した。非侵襲的に測定した心拍変動、動脈圧をシステム同定により定性的に解析した。70歳以上の高齢者10人(うち正確な計測が可能であった4人を使用)とコントロールとしての健康成人男性10人(うち正確な計測が可能であった4人を使用)を被験者とした。心血管系のシステム同定は、これまでの方法に比較してより高感度に加齢による循環系制御能の低下を検出できる強力な道具となり得る可能性がある。

報告書

(3件)
  • 2005 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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