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食育における咀嚼の重要性をエネルギー代謝調節機構から解明し肥満予防に応用する研究

研究課題

研究課題/領域番号 16592049
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 矯正・小児系歯学
研究機関九州大学

研究代表者

中田 志保 (2005-2006)  九州大学, 大学院歯学研究院, 助手 (80336081)

藤瀬 多佳子 (2004)  九州大学, 大学病院, 助手 (50284518)

研究分担者 佐々木 康成  長崎大学, 医学部歯学部附属病院, 講師 (70332848)
坂田 利家  中村学園大学, 栄養科学部, 教授 (50037420)
吉松 博信  大分大学, 医学部, 教授 (00166993)
中田 志保  九州大学, 大学院・歯学研究院, 助手 (80336081)
研究期間 (年度) 2004 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2006年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2005年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2004年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード咀嚼 / エネルギー代謝調節 / 食事性熱産生 / 低硬度飼料 / 液体飼料
研究概要

生活習慣病と肥満との密接な関係が指摘されている。また、小児期の食育への関心が高まっており、口腔と全身の健康の関連性について注目が集まっている。本研究は、食事を摂取する際の咀嚼時の口腔内感覚入力が、その後のエネルギー代謝調節機構に関与しているどうか、メカニズムの解明を目的としている。咀嚼時の口腔感覚入力を変化させるために、通常のラット固形飼料およびその低硬度飼料、同成分である固形飼料と液体飼料を開発し、それぞれの飼料に対する食事性熱産生について検討を行った。ラット腹腔内に体温および活動量測定用小型送信機を慢性留置し、摂食行動に伴う体温変動および活動量を比較したところ、食物の性状の違いによる食事性熱産生の変化には、ヒスタミン神経系および交感神経系が関与している可能性が示唆された。以上の結果より、成分を同一とする食事を摂取しているにもかかわらず、食物の性状が変化した場合、食事に伴う熱産生に変化が生じ、食事時の口腔感覚入力が食欲調節だけではなく、エネルギー消費過程にも関与することが示唆された。大脳皮質や海馬に存在する神経栄養因子(Brain-derived neurotorophic factor (BDNF)、とNeurotorophin-4変生遺伝子をノックアウトしたマウスは、感覚神経系の伝達系に異常があり、短期的な摂食行動おいて食物のテキスチャーに対する満腹感形成や交感神経系の反応に変化が見られることが報告されている。現在NT-4ノックアウトマウス呼吸代謝の日内変動や摂食に伴う代謝変動を間接熱量測定法で測定し解折中である。

報告書

(3件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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