研究課題/領域番号 |
16592163
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 大阪府立大学 (2005-2006) 大阪府立看護大学 (2004) |
研究代表者 |
井端 美奈子 大阪府立大学, 看護学部, 助教授 (80331742)
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研究分担者 |
町浦 美智子 大阪府立大学, 看護学部, 教授 (70135739)
末原 紀美代 大阪府立大学, 看護学部, 教授 (90112044)
古山 美穂 大阪府立大学, 看護学部, 助手 (40290366)
工藤 里香 埼玉県立大学, 保健医療福祉学科, 講師 (80364032)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2006年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2005年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2004年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | デート・バイオレンス予防 / 高校生 / 啓発用教材 / 高等学校との連携 / 行動カード |
研究概要 |
1 デート・バイオレンス予防を目的とした教育内容の検討と教育実践 16年度はデンマークの性教育現場を視察し、17年度はデートバイオレンス予防について、問題提議とまとめをする目的で、DVD内容の検討をおこなった。18年度に撮影を行い、作成したDVDを使用してクラス単位または、3クラス合同のワークショップをおこなった。クラス単位で行う際の、50分で完結するプログラム進行についても、試行錯誤を重ねた結果、モデルプログラムが完成した。生徒達の授業後評価は概ね肯定的であった。講義を受けたことによって、(1)デートにおいて、男女の考え方の違いがわかった。(2)同性であっても、ひとりひとりデートのプロセスについて、考えが違うことがわかった。(3)互いに尊重しあえる関係について、学びが深まった。(4)自分を大切にし、軽々しくセックスをしてはいけないと思った、などの感想が多かった。 デート・バイオレンスに関する出張講義・講演件数は、16年度5件、17年度4件、18年度5件であった。 2 教材の作成 (1)DVD教材「あなたの恋はだいじょうぶ?」第1巻 シーン1・シーン2、第2巻 まとめ (2)デート行動カード (3)配布用教材「ステキな恋をしたいあなたに」 「デートバイオレンスの危険なサインと尊重のチェックリスト」 視聴覚教材を用いた事で、音楽や映像によって、高校生に身近な問題として、デートバイオレンスを考える機会を提供することができた。恋愛を通して、より人間として成長していきたいという、高校生達の純粋な思いを受け止め、脅しや否定的なメッセージではなく、夢や救いにつながる性教育を提供できるよう、よりよい視聴覚教材を含めたプログラム開発を行う必要がある。 3 研究成果の発表 国内、国外の関連学会で発表を行った。16年度2件、17年度4件、18年度5件
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