研究課題/領域番号 |
16592187
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 島根県立看護短期大学 |
研究代表者 |
梶谷 みゆき 島根県立看護短期大学, 看護学科, 助教授 (00280131)
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研究分担者 |
森山 美知子 広島大学, 大学院・保健学研究科, 教授 (80264977)
田中 道子 熊本保健科学大学, 保健科学部, 教授 (80279629)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2005年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2004年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 脳血管障害 / 家族介護者 / ケアニーズ / 退院調整 / 家族看護 / 介護者 / 家族機能障害 / 看護介入評価 / 家族カウンセリング |
研究概要 |
本取り組みは、発症後まもない脳血管障害患者と家族の心理的な安定と在宅療養を指向した生活の再構築をめざした看護介入について、介入内容や介入方法を明らかにすることをめざしている。その第1段階として、今回は脳血管障害を発症し在宅療養を指向している退院間近の患者と家族が、看護者や医療者に対し具体的にはどのようなケアニーズをもっており、どのような介入を期待しているかを彼らの体験と関連させながら質的研究方法で明らかにすることを目的としている。 文献概観では、海外においては少しずっこの領域の研究が進んでおり、看護者に対して情報提供ならびに具体的な介護方法や的確な状況判断をするための知識の提供など教育的介入を求めていた。他方わが国においてはこの領域のケアニーズに関する研究や看護介入研究は十分ではないことが明らかになった。 脳血管障害を発症し在宅療養を指向しながら療養している患者と家族に対して、彼らの体験とケアニーズに関するインタビューを行った。その結果、患者と家族は自分たちが療養生活における主体者でありそして意思決定者であることを望んでおり、発症後早期から詳細な情報提供を求めていること、また混乱している中で情報を整理しながら患者や家族が次なる方向性を見出すことができるように医療者が共に考えてくれる介入を求めていることが明らかになった。
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