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市町村における介護保険事業適正評価システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 16592193
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 地域・老年看護学
研究機関群馬大学

研究代表者

佐藤 由美  群馬大学, 医学部, 助教授 (80235415)

研究分担者 齋藤 泰子  , 医学部, 教授 (50248861)
沼田 加代  , 医学部, 助手 (40344931)
中山 かおり  , 医学部, 助手 (90369372)
中下 富子  上武大学, 看護学部, 助教授 (50398525)
佐光 恵子  上越教育大学, 学校教育学部, 助教授 (80331338)
大野 絢子  上武大学, 看護学部, 副学長 (00251132)
研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2005年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2004年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
キーワード介護保険 / 市町村 / システム開発 / 質保証
研究概要

介護保険サービスの質保障の観点から、市町村が実施可能な介護保険事業適正評価システムの検討を目的に以下を実施した。
I要介護認定者自立支援システムの開発
群馬県内における平成12〜15年度の3年間の介護保険サービス利用者1,691名について、疾患、居場所、サービス利用状況、要介護度の変化を調べ、要介護状態の変化とその関連要因を分析した。老人保健施設入所者で要介護度の改善が多く、認知症対応グループホーム入所者では要介護度の悪化が多く見られた。罹患疾患は2.2疾患/人から2.4疾患/人と増加し、特に脳血管疾患、筋骨格系疾患等が増加し、要介護度悪化にも影響が見られた。これらから、要介護者の自立支援に加え、疾患の発症・悪化防止のためのケアマネジメントの実施と評価システムの必要性が示唆された。
IIケアプラン適正評価システムの開発:
群馬県内の介護支援専門員と介護保険担当保健師による研究班を組織し、介護支援専門員が抱えるケアマネジメント実施上の課題抽出、その解決に向けたケアマネジメントとその評価方法を作成した。作成したツールについて群馬県内の介護支援専門員に試行を依頼し、その結果を踏まえて、ケアマネジメントの実践方法を提示した。
III施設入所待機者支援システムの開発:
群馬県内一自治体において要介護認定者2,000人を対象に自記式質問紙により、要介護認定者とその介護者の心身・介護・サービス利用状況、介護負担、施設入所意向を調査した。その結果、1,039人の回答から、要介護度が重度化するほど介護者の心身の負担が大きく、介護代替者の不足を感じているが、今後の意向では、認定者本人・介護者共に約半数がサービスを利用しながらの在宅生活を希望していた。これらから、対象者の状況の多様性に応じたサービス利用の情報提供と、インフォーマルサポートも含むきめ細かな支援体制整備の必要性が示唆された。

報告書

(3件)
  • 2005 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-03-31   更新日: 2016-04-21  

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