研究課題/領域番号 |
16592217
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域・老年看護学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
上原 ます子 信州大学, 医学部, 教授 (10203473)
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研究分担者 |
征矢野 あや子 信州大学, 医学部, 講師 (20281256)
森 一恵 大阪府立大学, 看護学部, 助教授 (10210113)
丸口 ミサエ 国立看護大学校, 教授
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研究期間 (年度) |
2004 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2005年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2004年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | がん患者・家族 / サポートプログラム / 教育プログラム / 結果評価 / 過程評価 / プログラムの効果 / 質評価 / コーピング / ニーズ調査 / グループアプローチ |
研究概要 |
1.がん患者・家族へのサポートプログラムの質向上を図る目的で、以下のように研究を行った。 1)がん患者・家族を対象としたニーズ調査分析結果に基づく提供する情報の検討と教材の作成: ニーズの高かった(1)病状や治療に関連する情報、(2)精神的な不安・悩みへの対応方法、(3)仕事・経済等社会的困難への対応方法、(4)緩和ケアに関する情報などについて、要望と既存研究等を総合して学習を促進するツールを開発した。 2)ニーズ調査の中で退院後がん患者が記述した体験の質的分析から抽出された、4カテゴリー (1)精神的な悩み(精神状態の不安定さ、気分の落ち込み、命の不確かさ、がんの受容困難等) (2)体調と生活(日常生活の不自由さ、コントロール困難、治療・後遺症の苦痛と怒り等) (3)家族・隣人との関係(家族に負担をかける申し訳なさ、残す家族の心配、人に知られる苦痛) (4)社会生活(一人暮らし等)を内容に組み入れて提供できるようプログラムを検討した。 2.がん患者・家族へのサポートプログラムの評価 1)ニーズ調査でプログラムに対する要望の高かった「同じ仲間と話し合うこと」に関する評価(1〜4)は、初回平均3.33ら会を重ねるに従い高得点となり、最終回には3.7へと増加が認められた。 2)参加観察法による評価:参加者9人の言動・態度の分析結果、(1)同じ気持ちを持つ仲間といる安心感であり、(2)苦痛な症状や困難に折り合いながら対処する力、(3)患者・家族間の相互サポートへの気づき、の3つの変化のカテゴリーが抽出された。 3)終了後評価:プログラム参加中または後に自覚した気持ち・対処行動等の変化の継続、病状に応じた役割、および提供された情報の活用状況が明らかになった。
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