研究課題/領域番号 |
16602008
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
表象芸術
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研究機関 | 愛知県立芸術大学 |
研究代表者 |
中島 聡 愛知県立芸術大学, 美術学部, 助教授 (40281258)
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研究分担者 |
原 和子 聖隷クリストファー大学, リハビリテーション学部, 教授 (90180992)
石垣 亨 (石垣 享) 愛知県立芸術大学, 美術学部, 講師 (60347391)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
2005年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
2004年度: 3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
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キーワード | コンピュータ / インターネット / ユニバーサルデザイン / 自助具 / 福祉機器 / コミュニケーション / ハンディキャップ / 上肢障害者 / パソコン / 入力補助 / 筋電図 / デザイン |
研究概要 |
本研究はパーソナルコンピューターを常用する上肢障害者に対して、より生体的負担の少ない入力補助器具を開発すことを目的として平成16年度から実施している。障害者自立の家「AJUわだちコンピューターハウス」に勤務する重度身体障害者10名に対して筋電図とモーシヨンアナライザーの測定を行った。肩及び上腕の筋負担は、全般的に機能一次試作(以下、1次試作)の有無に関係なく同程度であったが、前腕のそれは、一次試作によって軽減することが認められた。特に脳性小児麻痺の被験者には、作業時の前腕伸筋群(手首を持ち上げる筋群)の負担が一番大きく、次に肩の負担が大きいことが判別できた。入力作業中は、手首を持ち上げて落とすという、腕に大きな負担がかかっていることが判明した。机の高さは低い方が良いと思われ、肘から先があまり下方にならないように位置をとる事が可能ならば、前腕の伸筋群の負担は減ると思われる。この様な場合では肩で前方にある腕から先を支え、肘の動作が無いために、このような筋負担になると考えられる。一次試作では常に両手首が同じスライドバー上で前後に移動し、左右については個々に移動・回転が可能であった。この方式で片麻痺の人には問題ないものの、両手入力が可能な被験者から「通常と異なる入力動作に違和感がある」という意見があった。機能二次試作(以下、二次試作)で両手首が個々に移動できる様に改良し、AJUわだちコンピューターハウスで試用したところ筋負担度については一次試作同等の評価を得たが、一次試作では見られなかった被験者の前傾姿勢が確認された。これは支障なく入力を行える位置に二次試作を設置すると、キーボードやノートパソコンが被験者から離れ体幹の前傾が生じたと思われる。この点を機能三次試作では改良し、さらにスタイリングデザインを行い、関係学会で発表する予定である。
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