研究課題/領域番号 |
16610002
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
都市
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
金本 良嗣 東京大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (00134198)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2005年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2004年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | 都市圏 / 集積の経済 / ヘンリー・ジョージ定理 / 都市規模 / 県民経済計算 / 民間資本ストック / 社会資本ストック / 就業者数 |
研究概要 |
都市圏データの整備、生産面及び消費面における集積の経済の推定、ヘンリー・ジョージ定理に基づく都市規模の最適性の検証の3つを行った。それぞれについての実績は以下の通りである。なお、都市圏ホームページを作成し、整備した都市圏データを公開した。都市圏ホームページのアドレスは http://www.urban.e.u-tokyo.ac.jp/UEA/index.htm である。 1.都市圏データの整備 (1)1980年度から1995年度までの生産額、民間資本ストック、社会資本ストック、就業者数等についての都市圏データについて、県民経済計算の政令指定都市データの不備によって問題があったことを発見し、その対応を行った。 (2)1998年度の住宅統計調査を用いて、市町村別の平均通勤時間データの整備を行った。 (3)学歴や降雪日数等のデータ整備を行った。 2.集積の経済の推定 生産面における集積の経済の推定については,パネル推定法に操作変数を加えた3段階GMM推定を行った。 消費サイドにおける集積の経済については、市町村別の通勤時間データを用いる推定手法を開発し,1998年住宅土地統計調査における通勤時間データと家賃データを用いて推定を行った. 3.ヘンリー・ジョージ定理を用いる都市規模の最適性の検証 都市圏地価総額を推計し、ヘンリー・ジョージ定理にもとづく都市規模最適性の検証を行った。東京と大阪が過大である可能性があるという結果を得た。
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