研究課題/領域番号 |
16630013
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 独立行政法人メディア教育開発センター |
研究代表者 |
小林 登志生 独立行政法人メディア教育開発センター, 研究開発部, 教授 (20186753)
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研究分担者 |
近藤 喜美夫 独立行政法人メディア教育開発センター, 研究開発部, 教授 (40249925)
川淵 明美 独立行政法人メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (30195135)
青木 久美子 独立行政法人メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (90392290)
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研究期間 (年度) |
2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2004年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
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キーワード | 国際交流 / 遠隔教育 / 国際連携 / 日本学 / e-Learning / 知の発信 |
研究概要 |
(企画調査概要) 本研究では、わが国の高等教育が時代の潮流に対応するためネットワーク技術を活用し、海外主要遠隔高等教育機関と連携し、わが国の知の蓄積に基づく日本発信型の大学院プログラム策定を図るための国内外大学・機関における関心・ニーズ調査を行った。特に、既に本研究代表者を中心に研究協力関係を築いているアジア、東欧の諸大学を含めた西欧北米型のe-learning圏外諸国の日本文化・語学を有する主要大学を対象にわが国大学院との国際連携への関心・ニーズを主とする調査を目的とし、研究期間内に韓国、タイ、ロシア、チェコ、ハンガリー、スペインの拠点大学を中心に訪問調査を実施した。それ以外に英語圏内では、米国のハワイ大学、ワシントン州大学の訪問調査を行った。 (研究実績) 1.これら訪問諸大学におけるICT活用状況、日本語カリキュラム、わが国高等教育機関との既存の交流実態および今後の遠隔教育交流への関心・ニーズを明らかにした。 2.調査結果の一部概要およびを本企画調査を踏まえた高等教育における国際連携のコンセプト、手法、あり方に関する論文発表を国内外の学会、研究会、国際会議で行った。 3.本研究で明らかにした調査結果について研究報告書をとりまとめ刊行する。 4.また、本研究で実施した内外調査の結果、従来の欧米型とは違う日本の文化的要素と日本語によるパイロット交流実験の企画を、訪問調査を実施した海外協力大学(スペインのマドリッド自治大学、スペイン公開大学およびロシアのサンクト・ペテルブルグ工科大学等)と協議し、実践的な共同研究プログラム策定に向け共同研究の立ち上げを検討中である。
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