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帝国大学の科学技術史的研究のための国際ネットワーク構築への企画

研究課題

研究課題/領域番号 16630014
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分企画調査
研究分野 科学社会学・科学技術史
研究機関神戸大学

研究代表者

塚原 東吾  神戸大学, 国際文化学部, 助教授 (80266353)

研究分担者 三浦 伸夫  神戸大学, 国際文化学部, 教授 (20219588)
中島 秀人  東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助教授 (40217724)
研究期間 (年度) 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2004年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
キーワード科学技術史 / 東アジアSTS / 科学技術と政治 / 植民地的近代化論 / STS / 帝国大学 / 科学と帝国主義 / テクノエンパイア
研究概要

本研究では、日本植民地期における「帝国大学」とそれに準ずる高等教育機関を、科学技術史の観点から本格的に研究するにはどのような企画が適切であり、研究遂行のために、どのような計画が有効であるかを、研究の対象となる機関や地域の側面から、そして研究の対象となる学問領域(ディシプリン)の面から、検討し、総合的な企画を立てることに努力した。
具体的には、現在、申請中の「日本楠民地期の帝国大学の科学技術史的観点からの研究」の研究計画に結実したのだが、目的1、帝国大学の旧蔵文献の調査と、東アジアでの研究者に共用の可能なかたちでの文献データベースを構築すること、また目的2 東アジア国際ネットワーク上での帝国大学の科学技術論(STS)的な検討を行なうことを企画した。
そのために、対象の地域と関係の機関としては、韓国班・台湾斑・中国班をおのおの構成し、ソウル大学、台湾大学などの調査を企画している。
また研究ディシプリンとしては、データベース作成には電子情報班があたり、おのおのの研究の分析には、電気・通信班、物理・基礎科学班、農学・農芸化学班、気象学班、STS的諸概念班を構成した。
これらの研究は、植民地期の遺制が、その後の科学技術的な構成に、どのような影響を及ぼしたかを、人材面や科学技術の側面から光をあてるものであり、東アジアの工業化や経済発展における日本植民地期の位置づけについて、従来、看過されがちであった科学技術の側面からの本格的な省察を狙うものとして、内外からの注目を浴びている。

報告書

(1件)
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (3件)

  • [雑誌論文] 科学史の側面から見た気候変動2005

    • 著者名/発表者名
      塚原東吾
    • 雑誌名

      科学技術社会論の技法(東大出版) 1(予定)

      ページ: 35-89

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] 気象学と帝国主義2005

    • 著者名/発表者名
      塚原東吾
    • 雑誌名

      海洋 9(2005年9月号に掲載予定)

      ページ: 56-67

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] 知の「古層」の発掘と再検証:STSをめぐる科学史からの考察2005

    • 著者名/発表者名
      塚原東吾
    • 雑誌名

      公共技術のガバナンス 1

      ページ: 125-145

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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