研究課題/領域番号 |
16635002
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
有機化学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
岩澤 伸治 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (40168563)
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研究分担者 |
柳澤 章 千葉大学, 大学院・自然科学研究科, 教授 (60183117)
石原 一彰 名古屋大学, 大学院・工学研究科, 教授 (40221759)
村上 正浩 京都大学, 大学院・工学研究科, 教授 (20174279)
茶谷 直人 大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (30171953)
永島 英夫 九州大学, 先導物質化学研究所, 教授 (50159076)
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研究期間 (年度) |
2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2004年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
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キーワード | モレキュラーエコノミー / 高次反応場 / 有機合成化学 / 環境問題 / 高効率的反応 |
研究概要 |
研究分担者と数回にわたって会合を持ち、これからの有機合成化学の分野での重要研究課題であるモレキュラーエコノミカルな反応について徹底的に討論を行った。具体的な討論の内容としては、現在我々が直面する環境問題に対して有機化学、有機合成化学の分野からどのようなアプローチを行うのが真に有益であるか、その中で今回我々が力点を置きたいと考えているモレキュラーエコノミカルな反応の開発は、どれだけの問題解決力を有するかについて十分な議論を行った。 次いで、具体的にモレキュラーエコノミカルな反応としてどのようなものが考えられるか、真に有用な反応としてどのような点に力点を置いて考えていけばよいか、また、どのようなアプローチをとるのがよいか、等、さまざまな局面に関し、徹底的に議論を重ねた。これらの議論を踏まえ、基礎科学の立場から化学反応の起こる反応場に着目し、その高次制御によりこれらモレキュラーエコノミカルな反応の実現をめざすのが最適であると結論した。 これらの議論を踏まえ、本企画研究のメンバーをコアとして、平成17年度発足特定領域研究を申請することとした。領域代表者として千葉大学理学部、今本恒雄教授にお願いすることとし、また申請研究課題「高次反応場の創製」として申請書類の作成を行った。さらに、広くモレキュラーエコノミーに関する啓蒙を行うと同時に、関連分野の研究者にその重要性を認知させるために、関連する研究分野の研究者を含め、鋭意最先端の研究を行っている本研究の分担者を中心として、春季年会に特別企画を申請し、採択された。17年3月26日に神奈川大学で公開シンポジウムを実施する予定である。
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