研究課題/領域番号 |
16636008
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
システム工学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
出口 光一郎 東北大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (30107544)
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研究分担者 |
原 辰次 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (80134972)
木村 英紀 理化学研究所, バイオミメティックコントロール研究センター・生物制御チーム, チームリーダー (10029514)
椿 広計 筑波大学, 大学院・ビジネス科学研究科, 教授 (30155436)
眞溪 歩 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (50273842)
牛田 俊 東北大学, 大学院・情報科学研究科, 助手 (30343114)
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研究期間 (年度) |
2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2004年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
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キーワード | 横断型基幹科学技術 / システム工学 / 研究プラットフォーム / モデル構築 / 設計原理 / 知的自律機械 / 大規模複雑系 / センシング・制御技法 |
研究概要 |
本企画調査研究の目的は、広い科学技術の連携と集積を担う横断型基幹科学技術のあり方を具体化するものであった。サイズと複雑度がますます増してくる、人間や社会に絡む問題を解くためには、分野を横断した規範が理念として確固たる存在をしなくてはならない一方で、その横断型基幹科学技術が各分野を横に貫く共通プラットフォーム、共通ツールとして、実体的に整備されていなくてはならない。すなわち、科学的な論理と普遍性とで大規模複雑系に対応する、センシングと制御科学の横断的な展開、そして、複雑な対象のモデリングとそれらを繋ぐプラットフォームの体系化が必要とされている。本研究では、この体系化を「次世代システム工学」という形で構築し、横断型科学技術が異分野共通の基幹科学技術として、科学技術の高度化の駆動力足りうることをプラットフォームとしで提示している。本調査研究においては、既存の分野を横断した新融合科学の創生のための共通基盤に向けた具体的な検討を行った。そして、分野横断型の科学技術のあり方そのものを問い、さらに広範な科学技術の体系を確立するための特定領域研究の申請として研究をまとめた。 その目的は、「人間、社会、機械が互いにインタラクションをしネットワーク化している大規模複雑系」に対して、21世紀社会における科学技術の方法論の確立と、その応用展開としての安全で安心の出来る社会の最適設計のための「次世代システム化技術」を構築することである。このシステム化技術の根幹を成すのは、(1)モデル論(実世界の複雑さ、情報の不完全さ、不確実さをどう扱いモデル化するか)、(2)設計論(そのモデルにしたがって、社会ジレンマの下でのトレードオフの設計とコンフリクトの解消をどう設計するか)、(3)評価論(その戦略がどこまで有効であるかをどう評価するか)、の3つである。
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