研究課題/領域番号 |
16636024
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
船舶海洋工学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
木下 健 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (70107366)
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研究分担者 |
林 昌奎 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (70272515)
湯原 哲夫 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (30345102)
大和 裕幸 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (50220421)
川村 隆文 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (80334324)
冨田 宏 独立行政法人海上技術安全研究所, 海洋開発研究領域, 上席研究員 (60373411)
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研究期間 (年度) |
2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2004年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
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キーワード | フリーク波 / リモートセンシング / 海難事故 / 非線形水波 / 突発巨大波 |
研究概要 |
15名の共同研究者全員による、総合企画会議と、5分科会を設け、北太平洋におけるFREAX WAVEの解明と克服のための企画を行った。すなわち、 1.リモートセンシングによる北太平洋での計測データの解析可能性調査:北太平洋海域におけるリモートセンシングデータからFREAK WEVEを解析出来るか調査を行った。 2.発生メカニズムの解明と水槽における再現可能性の現状調査:発生メカニズムを文献と上記データを総合して発生に必要な基本因子とその組み合わせを特定し、水槽で再現するための実現性のある研究計画を作成した。 3.シミュレーションコード開発と予測手法の開発計画の作成:風力・風向・気圧・潮流等により、FREAK WEVEの発生・頻度・大きさを予測できるコードを開発するための実現性のある研究計画を作成した。 4.破壊力の解明と破損限界の定量化研究計画の作成:FREAK WEVE遭遇時の波面と船体運動、及び船体構造への衝撃荷重のかかり方とその大きさを明らかにし、損傷の形態と破損過程に基づいて、許容損傷と破損限界を定めるための実現性のある研究計画を作成した。 5. FREAK WEVE遭遇回避システムの開発計画の作成:リモートセンシングによる波浪画像の分析、シミュレーションコードによる予測によって、ブリッジにおいて遭遇回避を判断できる「FREAE WAVE遭遇回避システム」を開発するための実現性のある研究計画を作成した。 年度初期に、総合企画会議を開き研究の全体計画を討議、決定し、各分科会の研究企画を纏めた後、再度総合企画会議を開き、総合企画を纏めた。
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