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大規模廃棄物不法投棄サイトの環境再生における問題点と課題

研究課題

研究課題/領域番号 16636026
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分企画調査
研究分野 リサイクル工学
研究機関岩手大学

研究代表者

中澤 廣  岩手大学, 工学研究科, 教授 (00113861)

研究分担者 藤原 忠司  岩手大学, 工学部, 教授 (40003876)
橋本 良二  岩手大学, 農学部, 教授 (80109157)
大塚 尚寛  岩手大学, 工学部, 教授 (40133904)
海田 輝之  岩手大学, 工学部, 教授 (30117072)
颯田 尚哉  岩手大学, 農学部, 助教授 (20196207)
研究期間 (年度) 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2004年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
キーワード廃棄物 / 不法投棄 / 原状回復 / 地質 / モニタリング / 植生 / VOC / 跡地利用
研究概要

岩手・青森県境地区に国内最大規模量の廃棄物が不法投棄されている。不法投棄量が膨大であるともに、有害な多種・多様な廃棄物が複雑に埋められている。廃棄物から溶出した有害物質が埋立地点の地下水や土壌を汚染しており、さらに周辺への汚染の拡散の恐れがある。このような大規模廃棄物不法投棄サイトの環境再生は香川県豊島で行われているが、県境現場では広大な土地に種々の廃棄物が巧妙に埋められていること、また、不法投棄廃棄物量が約1.5倍であることから豊島と異なる問題や課題が生じている。
本研究では、秋田大学と岩手大学の研究者が分担して、以下のような、岩手・青森県境の不法投棄サイトの特徴的な項目について技術的な問題点と課題について検討するためのデータ収集と調査を行った。
1)土壌・地下水中のダイオキシン類について 秋田大学工学資源学部 柴山敦
2)廃棄物の調査・撤去作業に伴うVOCs拡散状況のモニタリングについて 岩手大学工学部 大塚尚寛・齊藤貢
3)汚染地下水および浸出水の応急対策について 岩手大学工学部 海田輝之・伊藤歩
4)水質汚染のモニタリングシステムについて 岩手大学農学部 颯田尚哉
5)不法廃棄物投棄現場における形状および地質汚染調査について 岩手大学工学部 越谷信、山本英和
6)不法投棄廃棄物の処理について 岩手大学大学院 中澤廣
7)土壌中の汚染物質の植生への影響について 岩手大学農学部 橋本良二
8)廃棄物溶融処理と溶融スラグの有効利用について 岩手大学工学部 藤原忠司・小山田哲也
9)産廃撤去跡地の地域デザインに関する調査課題について 岩手大学工学部 安藤昭,南正昭
この調査研究の成果をふまえて、特定領域研究の新研究領域「産業廃棄物不法投棄サイトの環境浄化・再生システムの開発」として発展させる計画である。

報告書

(1件)
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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