研究課題/領域番号 |
16636027
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
リサイクル工学
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
芝田 隼次 関西大学, 工学部, 教授 (70067742)
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研究分担者 |
山本 秀樹 関西大学, 工学部, 教授 (30174808)
村山 憲弘 関西大学, 工学部, 助手 (90340653)
若松 貴英 名城大学, 都市情報学部, 教授 (50025897)
友繁 昌三 (財)生産開発科学研究所, 環境科学研究部, 主任研究員
馬場 由成 宮崎大学, 工学部, 教授 (20039291)
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研究期間 (年度) |
2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2004年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
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キーワード | IT関連産業 / 混酸廃液 / エッチング廃液 / シュレッダーダスト / 飛灰 / 食品廃棄物 / エッチングガス / プロセス評価 |
研究概要 |
関西大学を研究拠点として、全国の大学および研究所で活躍している研究者が協力することにより、液体、固体および気体の未利用廃棄物の有価物への再生技術について調査研究を実施した。液体廃棄物については、シリコンウエハー製造や電子部品製造、液晶製造などで用いられる各種エッチング操作で生じる混酸廃液、塩化第2鉄溶液、金属イオン含有廃液や無電解Pd, Niめっき廃液について、その発生量、今後の発生量の傾向、これらの液体廃棄物を有価物へ再生する技術について考えられる要素技術とそのプロセスについて調査を行った。固体廃棄物では、廃自動車のシュレッダーダスト、アルミ再生工程で発生するアルミドロスやアルミ残灰、石炭火力発電所から生じる石炭飛灰、各種焼却施設で発生する焼却飛灰、飲料食品製造工程から生じるビール粕、ホップ粕および醤油粕について、その発生量、今後の発生量の傾向、これらの固体廃棄物を有価物へ再生する技術について考えられる要素技術とそのプロセスを検討した。気体廃棄物では、半導体製造工程から生じるドライエッチングガス(NF_3,BCl_3,CF_4およびSiHCl_2)およびフロンガスや代替フロンガスについて、その発生量、今後の発生量の傾向、これらの気体廃棄物を有価物へ再生する技術について考えられる要素技術とそのプロセスについて調査した。これらの結果をもとにして、上述の廃棄物に対する再生技術とプロセスの環境に与える評価を行った。
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