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核融合炉開発の社会的受容性を目指した国内外におけるトリチウム安全性研究の調査

研究課題

研究課題/領域番号 16636028
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分企画調査
研究分野 核融合学
研究機関九州大学

研究代表者

西川 正史  九州大学, 大学院・総合理工学研究院, 教授 (90026229)

研究分担者 一政 祐輔  茨城大学, 理学部, 教授 (30007760)
田中 知  東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (10114547)
寺井 隆幸  東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (90175472)
奥野 健二  静岡大学, 理学部, 教授 (80293596)
本島 修  核融合科学研究所, 所長(研究職) (60109056)
研究期間 (年度) 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2004年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
キーワード核融合炉 / トリチウム安全性 / 社会的受容性
研究概要

現在の国内外における核融合炉開発を目指してのトリチウム研究においては、医学から理学、工学まで多岐にわたる学問分野を背景とした研究者によってそれぞれの学問領域に特化した課題に対しての研究が続けられてきた。これらの研究成果は結果として核融合炉の安全性に結びつくものであるが、核融合炉全体としての社会的受容性を直接念頭に置いた研究の進め方はられては来なかった。本申請では、本格的なトリチウム燃焼実験ITER装置の建設場所に日本も立候補しているこの時期を機として、本科学研究費補助金を用いてトリチウム研究者が他分野の核融合研究者や他分野の理・工学研究者、文系研究者および一般社会の方々と意見を交わす機会を与えられた。
国内外のトリチウム研究の現状について調査した結果
1.トリチウム研究者は、これまでは主として核融合炉の燃料システムについての研究を進めてきており、核融合炉のトリチウムに関連した放射線安全性やその対策について充分な説明責任を果たしてきているとは言えない。
2.トリチウムの放射線安全対策の観点からは日本のこれまでの個々の研究は世界の中で優れたものが多いが、核融合炉におけるトリチウムの安全対策については核融合炉におけるトリチウムの挙動に即して全体として系統立てた研究に早急に進むことが望ましい。という結論が得られた。
その結果は「核融合炉トリチウムの安全性に関する統合的研究」(代表者・西川正史)の平成17年度発足特定領域研究申請に結実した。

報告書

(1件)
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 水素エネルギーシステム開発と核融合炉トリチウムの研究2004

    • 著者名/発表者名
      西川正史
    • 雑誌名

      Journal of Advanced Science Vol.16

      ページ: 24-28

    • NAID

      130003680376

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

URL: 

公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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