研究分担者 |
佐伯 和子 金沢大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (20264541)
田村 須賀子 石川県立看護大学, 看護学部, 助教授 (50262514)
大木 秀一 石川県立看護大学, 看護学部, 助教授 (00303404)
斉藤 恵美子 石川県立看護大学, 看護学部, 助教授 (90251230)
高井 純子 石川県立看護大学, 看護学部, 助手 (10347362)
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研究概要 |
本研究の目的:国際地域看護学会(International Conference of Community Health Nursing,本部:英国)が主催し,日本地域看護学会が共催する第3回国際地域看護学会学術集会の開催を契機に,地域看護学に関する国際共同研究につなげるための企画を目的とした.国際共同研究の内容は,地域ケアシステム(組織体制,人材,財政,評価等)が諸外国ではどうなっているのか,またそのための人材育成のあり方について国際比較し,地域ケアシステムづくりに関連する要因を明らかにし,それらを通しながら,我が国の実情に合った方法論と実践に生かされるようにつなげていくことをねらった. 研究のすすめ方:(1)諸外国の地域ケアシステムについての文献研究であり,主にイギリス,アメリカ,韓国の保健医療制度,看護職の現状,教育体制等を文献やインターネットを通して検討する.(2)2005年10月に開催する地域看護学に関するサテライトセミナー(国際研究集会)の企画をする. 結果の概要:(1)イギリス,アメリカ,韓国では保健医療制度に特徴があり,各々の国の歴史的発展過程や社会のしくみとの関連が考えられた.また,看護職の現状や教育体制にも特徴が見られ,それらは国の保健医療制度との関連性が大きいと考えられた.(2)欧米における保健医療活動(主に母子保健活動)の現状や課題等,最新の動向についての情報を得て,我が国において実践に役立つ知識を得るため,海外より専門家を招聘して開催するサテライトセミナー(国際研究集会)の企画案を作成した.
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