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グラフ図形の形状特性理解

研究課題

研究課題/領域番号 16650026
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 知能情報学
研究機関名古屋大学

研究代表者

渡邉 豊英  名古屋大学, 情報科学研究科, 教授 (80093342)

研究分担者 加藤 ジェーン  名古屋大学, 情報科学研究科, 助教授 (70251882)
研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2005年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2004年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
キーワード図形解釈 / 図形認識 / データ発掘 / 時系列パターン / 並列伝搬 / 構造的解釈処理 / グラフ図形 / セグメンテーション / データ・マイニング / 時系列データ / 時空間の観測データ / ベクトル化 / 平滑化
研究概要

図形を構成する形状的視点から図形の特徴を用いて図形形状を抽出する「図形認識」から、図形が表す意味的視点から図形内容の知識を用いて図形的意味を把握する「図形解釈」を目指している。このような動機の下に、本研究課題では棒グラフ、折れ線グラフのように観測データ、測定データなど、時系列的に変動するデータを表した図形を対象として,その図形が意味する情報を解釈する手法について検討してきた。もちろん、棒グラフ、折れ線グラフには必ずしも時系列特性でないものも利用されているが、ここでは検討の対象外としている。
データベースや知識科学の分野でも、近年時系列データを対象に研究テーマ「データ発掘」に対応しているが、これらの分野で扱っているのは、平滑化されたデータ(サンプリングされたデジタル・データ)であり、時系列データからその変動特性を抽出することに焦点を当てている。例えば、店舗の売上げ情報から在庫品管理、購入物品処理などの適用業務への応用を想定して検討されてきた。
本研究課題では、直接観測データ、測定データを入力とし、スムージング、エンコーディング、セグメンテーション、マッチングという手順を経て対処している。特に、スムージング及びエンコーディングは時系列データそれ自身の処理に大きな影響があり、データベース、知識科学の分野のようにデジタル・データを対象とするのではなく、アナログ・データを対象としていることが特徴的である。また、アナログ波形を如何にその意味的特徴を踏まえて解釈するかを視点としている。今年度は入力時系列データに対して、入力波形を手順化し、そこから特定形状パターンを検出する手法を構築できた。特に、観測データ波形には、高周波と低周波があり、高周波の一時的特徴に対して低周波時系列データは大域的な特徴を表している。低周波成分を平滑化によって効果的に選別する手法を提案した。

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (3件)

  • [雑誌論文] 距離グラフを用いた時系列データからの参照系列抽出2005

    • 著者名/発表者名
      竹澤 鉄矢, 渡邉 豊英
    • 雑誌名

      電子情報通信学会PRMU研究会技術報告集 PRMU2005-2

      ページ: 7-12

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 低周波成分に着目した時系列データからの特徴検出2005

    • 著者名/発表者名
      竹澤 鉄矢, 渡邉 豊英
    • 雑誌名

      平成17年度電気関係学会東海支部連合大会講演論文集

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] Feature Detection from Illustration of Time-series Data2005

    • 著者名/発表者名
      T.Takezawa, T.Watamabe
    • 雑誌名

      Proc.of GREC2005

      ページ: 316-324

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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