研究課題/領域番号 |
16650056
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
認知科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
大津 由紀雄 慶應義塾大学, 言語文化研究所, 教授 (80100410)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2005年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2004年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | 認知科学 / 生成文法 / 科学教育 / 言語理論 |
研究概要 |
生成文法理論や認知言語学に代表される現代の言語の認知科学は、研究の対象である知識としての言語の性質を(自然)科学の方法を用いて解明しようとする試みである。そこでは、資料の収集、事実の(暫定的)認定、理論の構築、予測にもとづく理論の検証、理論の修正または廃棄という科学研究における一般的過程が実現されている。 本研究は言語の認知科学の持つこの側面を利用して、これまで物理・化学・生物などの学科目の枠内で行われてきた科学の方法の教育を行う可能性を検討しようとするものである。 本年度の研究概要はつぎのとおりである。 1 昨年度に引き続き、言語理論関係の教科書、入門書、諸論文を調査し、言語事実が明確で、分析のための議論の構造が比較的単純ですむ言語現象を選び出した。その際、学習者の母語である日本語の直感が活用できるよう日本語の現象を重視するとともに、日本語とは異なった構造特性を示し、かつ、学習者にとっては外国語であるが故に客体化しやすい英語の現象にも注意を払った。 2 とりあげるべき言語現象の候補のリストをもとに、その分析と配列を決めた。 3 つぎに、配列された言語現象とその分析をどのように呈示するかを決定した。 4 麗澤中学校およびラボ国際センターにおいて実験授業を行った。
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