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談話分析を用いた新しい痴呆検査法及び痴呆予防・言語リハビリ訓練法開発に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 16650057
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 認知科学
研究機関徳山工業高等専門学校

研究代表者

国重 徹  徳山工業高等専門学校, 一般科目, 教授 (50225174)

研究期間 (年度) 2004 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2006年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2005年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2004年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード認知症 / 談話分析 / 指示詞 / つなぎ言葉 / アルツハイマー / 脳血管性認知症 / 長谷川式検査法
研究概要

平成18年度は、主として新しく作成した検査法をさらに洗練し、より多くのデータを取るために実施した。また、従来の検査法との相関関係調査を前年度同様、多くのデータを取って継続的に行った。
被検査者の談話分析の方法(談話においてどのような指示詞の使用を不適切な使用と見なすかを詳しく定義すること、指示詞の不適切な使用の頻度の計算方法を確立することなど)を確定した。不適切な「あれ」などの指示詞だけでなく、不必要なつなぎ言葉などの冗語の使用、発話のスピード(発話までの間)なども分析の判定材料に組み込むこととした。
以上の確定したメソッドを採用し、山口大学附属病院及びその関連病院における認知症患者(アルツハイマーや脳血管性認知症)に対してK式検査法及び長谷川式検査法などを研究協力者の協力を得て実施し、認知症の程度と不適切な指示詞の頻度などとの関係を調べた。また、両検査法に基づく被検査者(認知症患者)の評価の相関関係を調べた。
一方、健常者に対してK式検査法を実施し、年齢別、性別、学歴別などの要因と不適切な指示詞の頻度などとの関係をさらに多くの被検査者に対して調べた。
そして、以上のような研究活動で得られた知見を国際学会で発表した。
※本研究では、被検査者の同意・協力やコンセンサスを得て、検査や訓練を実施する必要があった。そこで、研究協力者の指導を仰ぎ、被検査者の人権及び利益を保護するために取りうる全ての対策を講じた。また、検査結果などのデータの守秘義務についても徹底した。

報告書

(3件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2006 2005

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] Assessment of the Progress of Senility and Dementia Based on a Discourse Analysis2006

    • 著者名/発表者名
      Toru Kunishige, Maeda Toshihiko
    • 雑誌名

      The Proceedings of the 5th International Conference of the Cognitive Science (CD-ROM)

      ページ: 147-148

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 談話分析に基づく、老化や認知失調症の進度判定に関する一考察2005

    • 著者名/発表者名
      国重 徹, 前田敏彦
    • 雑誌名

      日本認知科学会第22回大会発表論文集 第1号

      ページ: 344-345

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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