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生活者の自立を支える「ユニバーサルデザイン教育」-総合的な家庭科教育の研究-

研究課題

研究課題/領域番号 16650173
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 生活科学一般
研究機関岐阜大学

研究代表者

渡辺 光雄  岐阜大学, 教育学部, 教授 (40016647)

研究分担者 長野 宏子  岐阜大学, 教育学部, 教授 (40074984)
夫馬 佳代子  岐阜大学, 教育学部, 助教授 (70249291)
池谷 尚剛  岐阜大学, 教育学部, 教授 (70193191)
研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2005年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2004年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード家庭科教育 / ユニバーサルデザイン / 生活者の自立 / 教材研究 / 生活必需品 / 衣食住の生活環境 / 消費者教育 / 生活ハンディキャップ
研究概要

最近、家庭科等の教科書に登場してくる"ユニバーサルデザイン〔以下、UD〕"という言葉について、主にその教育方法を研究した。現在はこの教育方法がいまだ未確定であること、および米国においては建築などデザイン教育として発祥したために、一部のデザイナー教育になっている点を考慮し、消費としてすべての生活者の「自立」をめざして生活環境を創りだしてゆく「一般的な教育」の方法を研究した。
今年度の成果は次の5点にある。第一にUD概念の教材資料化である。UD概念の発祥から歴史などをノーマラゼーション・バリアフリー・ミスターアベレージ・ユニバーサルデザインの4つのキーワードで説明した。第二にUDの米国での現況、用語をめぐる課題および「ユニバーサル」という原語について論じた。第三に視覚障害に関する介護支援教育にたづさわる新しい分担研究者を加え、現行の支援教育の課題から、本研究での生活教育への研究フレームを構築したことである。第四にUD教育のために障害者の「分類」および生活「自立」の概念を整理したことである。障害を7分類、生活「自立」のポイントを6点に整理した。第五に、衣生活と食生活、住生活の三点にわたって詳細なUD教育の実践の方法を考えたことである。「衣」においては被服の着脱などに対して腕、手首、指などの詳細なデータを取り、これを前述の障害7分類、自立6観点から整理した。同じく「食」の分野においては、味噌汁など自立に必要な簡単な調理を人間の調理行動を詳細に観察し、これも上記の観点でまとめている。「住」に関しても洗面・入浴・化粧などの行為にしぼって上記の詳細なフローを作成し、これをポーザー表現にしようとしている。

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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