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e-learning機能を付加した高次講義型授業方式の実践と評価

研究課題

研究課題/領域番号 16650216
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 教育工学
研究機関早稲田大学

研究代表者

野嶋 栄一郎  早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (20000086)

研究分担者 西村 昭治  早稲田大学, 人間科学学術院, 助教授 (30207493)
向後 千春  早稲田大学, 人間科学学術院, 助教授 (00186610)
浅田 匡  早稲田大学, 人間科学学術院, 助教授 (00184143)
研究期間 (年度) 2004 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2005年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2004年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワードe-learning / Web型教材 / WEB型教材を付加した授業 / 実践と評価 / 形成的評価 / タスクアナリシス
研究概要

本年度は最終年度にあたり、最も大規模な実践研究を行った。教育実践の概要は以下のとおりである。2006年度後期(2006年10月〜2007年1月)早稲田大学人間科学部(通学制)で実施された講義「教育測定評価論」を対象とした。学生数約140人。eラーニング教材として同授業をライブ録画し、編集を施した教材が併行利用された。eラーニング教材は、講義動画,パワーポイント資料,およびBBSによる質疑応答機能から構成されていた。学習者には授業開始と同時に、eラーニング教材が提供され、それの利用方法について入念な説明と予備的試行が行われた。以後、授業内容からみた3つの主要テーマに関連したレポートの提出が求められた。
この研究の眼目は、eラーニング教材の利用の状況と学習者のレポートの評価の関連性を分析することにある。全ての学習者のeラーニング教材の学習履歴と評価の関連性が分析された。結果の概要を述べる。(1)評価の得点に応じて、上位群,中位群,下位群の3群に分けた場合、中位群,下位群の学生において、eラーニング教材の利用を重ねた場合、高い得点上昇率が見られた。(2)これに比べ、上位群においてはeラーニング教材の利用と評価の得点との関連の有意性は見出されなかった。しかし、このグループのeラーニング教材の利用傾向を見ると、個人差が大きく、eラーニング教材の利用ストラテジーを詳細に調べる必要性指摘できる。この件に関しては、中位群,下位群においてもその必要性を感じる。拘束性の少ない自由な学習環境において、学習者がどのような学習行動を自発的にとるかの研究が必要である。

報告書

(3件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書

研究成果

(4件)

すべて 2006 2005

すべて 雑誌論文 (4件)

  • [雑誌論文] 通信制授業とeスクール授業をブレンドした実習科目の開発2006

    • 著者名/発表者名
      野嶋栄一郎
    • 雑誌名

      JUCE Journal 14, No4(印刷中)

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 中学校と大学との連携による総合的な学習の協調的デザイン2006

    • 著者名/発表者名
      尾澤重知, 今井亜湖, 西村昭治
    • 雑誌名

      日本教育工学雑誌 29巻(suppl.)(印刷中)

    • NAID

      110004705063

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] e-learningによる大学通信教育課程の実践2005

    • 著者名/発表者名
      西村昭治
    • 雑誌名

      メディア教育研究 1巻2号

      ページ: 45-58

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] "人間科学"授業アーカイブの開発とケーブルテレビ網を利用した生涯学習への適用2005

    • 著者名/発表者名
      野嶋 栄一郎
    • 雑誌名

      平成15年度科学研究費補助金(基盤研究(A)(2))研究成果報告書

      ページ: 1-98

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

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公開日: 2004-03-31   更新日: 2016-04-21  

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