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国際語としての英語の音声理解及び内容理解に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 16652043
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 外国語教育
研究機関福島大学

研究代表者

松浦 浩子  福島大学, 経済経営学類, 教授 (70199751)

研究分担者 千波 玲子  亜細亜大学, 国際関係学部, 教授 (10227332)
研究期間 (年度) 2004 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2005年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2004年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード国際語としての英語 / comprehensibility / アクセント / 流暢さ / 明瞭さ / intelligibility / 慣れ / 不安度 / 英語力の自己評価 / 学習動機 / 主観的内容理解度 / 日本語母語話者の英語 / 中国語母語話者の英語
研究概要

最終年度である本年度は、日本人によって発音された英語のcomprehensibilityに影響を及ぼす要因を日本人英語側から見つけることを主な目標に実証研究を行った(本研究におけるcomprehensibilityとは、聞き手が主観的に評価した分かりやすさの度合いを意味する)。具体的には、日本人大学生複数によって吹き込まれた英語をアメリカ人大学生(英語を母語とするグループ)と香港中国人大学生(英語を第二言語とするグループ)に聞いてもらい、アクセント(訛り)、流暢さ、明瞭さのうち、聞き取りやすさに最も影響を及ぼすものはどれかを調査した。結果、最も影響力のある因子は、アメリカ人、香港中国人被験者ともに「明瞭さ」であることがわかった。多様な母語話者が含まれる国際コミュニケーションの現場では、訛りのない英語や流暢な英語よりも、明瞭な英語が重要であることを改めて示唆する結果が得られた。
今後の研究展開として、日本人英語のcomprehensibility評価に影響力大であることが示唆された「明瞭な発音」とは具体的に何を指しているのか、という課題に取り組むことが不可欠であると思われる。このため、研究者グループは、英語母語話者(アメリカ人大学生)と英語に堪能な非母語話者(英語教育を専攻する韓国人大学生)を被験者として、日本人英語をディクテーションしてもらい、両被験者グループにとって聞き取り困難なノンネイティブ英語発音(子音、母音、ストレス、イントネーションを含む)を洗い出し、分析するという作業に着手した。来年度以降もこの課題に取り組む予定である。

報告書

(3件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Intelligibility and individual learner differences in the EIL context2007

    • 著者名/発表者名
      Hiroko Matsuura
    • 雑誌名

      System 35,3(印刷中)

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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