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消費される沖縄・悲劇と楽園/異国と故郷の二重イメージ創出の構造と系譜の思想的解明

研究課題

研究課題/領域番号 16653011
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 政治学
研究機関琉球大学

研究代表者

菅野 聡美  琉球大学, 法文学部, 助教授 (60295285)

研究期間 (年度) 2004 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2006年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
2005年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2004年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
キーワード沖縄 / 琉球 / 文化 / 芸能 / イメージ / 観光 / 海洋博 / 雑誌 / 本土復帰
研究概要

本年度の研究実施計画に基づき、上京しての資料調査、複写、及び資料の購入を行った。加えてこれまでに収集した資料を読み込み、研究を進め、その一端を論文の形で発表した。具体的には以下のとおりである。
1、研究の実施結果
(1)琉球レビュー、同時代の演劇・舞台関係資料の収集と研究。(2)琉球レビューの発案者である秦豊吉に関する資料収集と研究,(3)琉球レビュー上演の場であった日劇をはじめとする劇場各社の社史や、演劇史・芸能史の把握。(4)猟奇・変態雑誌に掲載された沖縄出身知識人の言説や沖縄に関する記述の収集と検討。
2、研究成果
(1)沖縄の文化(舞踊、演劇、音楽など)研究は、ともすれば「沖縄」という枠内で進められ、本土の芸能史との相互関係が考慮されてこなかった。日本の音楽史・芸能史といった文脈に位置づけることで今後の研究の可能性が広がった。(2)日本の文化・芸能の歴史を考察する上で、西洋文化の受容と影響は無視できない。つまり異文化接触やアイデンティティーの問題として芸術史を考察する必要に気づいた。(3)資料の検討により、国策協力、国家権力による規制と介入、文化の政治利用といった政治的な観点から、大衆娯楽や芸術を検討することの有用性を確信した。
3、研究成果発表
本研究で収集した資料を用いて「琉球レビューと額縁ショー」を執筆、単行本に掲載された。

報告書

(3件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 図書 (1件)

  • [図書] 現場としての政治学(該当部分-琉球レビューと額縁ショー-)2007

    • 著者名/発表者名
      菅野 聡美 編著者 梅垣 理郎, 中道寿一 他
    • 総ページ数
      337
    • 出版者
      日本経済評論社
    • 関連する報告書
      2006 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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