研究課題/領域番号 |
16654044
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 |
研究代表者 |
小林 隆 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 助教授 (70291317)
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研究分担者 |
中家 剛 京都大学, 理学研究科, 助教授 (50314175)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2005年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2004年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | ニュートリノ / 反粒子 / CP非保存 / ニュートリノ振動 / ニュートリノビーム / ニュートリノ反応 / 反物質 / 質量 |
研究概要 |
本研究は、将来の大強度ニュートリノビームを用いたCP非保存探索実験のために、 1.反ニュートリノビーム生成の基礎研究 2.精密な反ニュートリノ反応の研究 を目的とする。 ビーム生成の基礎研究のため、H18年度は、9月にCERNで催された、世界中のニュートリノビームの専門家が集まる会議に出席し、大強度ニュートリノビームの生成技術について議論を行った。 反ニュートリノ反応の研究に関しては、K2K実験の前置検出器のうちScibar検出器を米国フェルミ国立研(FNAL)に移設し、MiniBooNE実験のビームを用い反ニュートリノ反応の研究を行うSciBooNE実験の建設を進めた。この実験ではニュートリノエネルギー約.5~1GeV程度の反応がニュートリノで約16万個、反ニュートリノで約26000個蓄積できる。このデータを用いて、荷電カレント準弾性反応、荷電カレント1π生成、荷電カレント多π生成、中性カレントπO生成などの各種反応の断面積を測定する。 H18年度は検出器の建設を進めた。6月にKEKからSciBar検出器を発送、7月にFNALに到着、CDF実験ホールにて組み立てを進めた。平行して実験ホールの建設も進められ、2月に完成した。SciBar検出器の建設はほぼ終了し、H19年度からの測定開始にむけ最終段階に入っている。
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