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振動下での細胞培養実験に基づく細胞の動的力学モデルの構築

研究課題

研究課題/領域番号 16656077
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 機械力学・制御
研究機関横浜国立大学

研究代表者

森下 信  横浜国立大学, 大学院・環境情報研究院, 教授 (80166404)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2005年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2004年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード細胞 / 機械的振動 / 骨芽細胞 / 力学的特性 / 弾性係数 / 粘弾性モデル / 骨関連細胞 / 機械的刺激 / 振動 / 細胞培養 / 細胞壁の弾性 / 核膜の弾性
研究概要

本研究では,微小振幅の振動場において軟骨細胞の培養実験を行い,その結果をもとに細胞の力学モデルを構築することを目的としている.細胞は一般に数十ミクロン程度の大きさで機械構造物と比較して極めて微小であるが,内部には多様な機能を有する多くの器官を含んでおり,それらが生存を目的として相互に作用する大規模なシステムとして捉えることができる.本研究ではその考え方を基本として,細胞の動的な力学モデルを求めることで,従来は生化学的な特性に偏りがちであったこの分野の研究に新たな視点を与えることを目指している.
平成17年度には,昨年度に引き続きセルサイクルが確立されているHeLa細胞株,およびマウスの骨由来細胞株MC3T3-E1を対象として,振動場下での細胞培養実験を実施し,振動振幅一定の条件で周波数を変化させて実験を行った。振動は細胞の大きさ程度の振幅を基準に電磁加振器により正弦波を与えた.新たに蛍光顕微鏡を購入し,細胞内部の細胞骨格の形成状況を把握し,さらに細胞の弾性係数を求めて粘弾性特性を有する簡易モデルの提案を行った。

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2006 2005

すべて 雑誌論文 (3件)

  • [雑誌論文] 培養骨芽細胞に及ぼす機械的振動の影響2006

    • 著者名/発表者名
      熊岡本敏, 白石俊彦, 田中久美子, 森下信, 他2名
    • 雑誌名

      日本機械学会第18回バイオエンジニアリング講演会講演論文集 05-66

      ページ: 213-214

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 培養骨芽細胞における力学的特性の測定2006

    • 著者名/発表者名
      大西崇文, 白石俊彦, 森下信
    • 雑誌名

      日本機械学会第18回バイオエンジニアリング講演会講演論文集 05-66

      ページ: 215-216

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 機械的振動が培養骨芽細胞に及ぼす影響2005

    • 著者名/発表者名
      熊岡本敏, 白石俊彦, 森下信, 他2名
    • 雑誌名

      日本機機学会 バイオエンジニアリング部門講演会講演論文集 04-48

      ページ: 5-6

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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