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機械化学融合法によるコアシェル型半導体ナノ粒子の創製

研究課題

研究課題/領域番号 16656100
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 電子・電気材料工学
研究機関早稲田大学

研究代表者

小林 正和  早稲田大学, 理工学術院, 教授 (10241936)

研究期間 (年度) 2004 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2005年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2004年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワードボールミル / ZnS / ZnO / ナノ粒子
研究概要

本年は、昨年までの成果を元に特にZnS:Mhナノ粒子について精力的に研究を進めてきた。実際、提案している手法では湿式手法にてナノ粒子を作製しているため、溶媒中での安定性が重要な検討課題になる。しかしながら、ナノ粒子の作製に引き続きコアシェル構造を作製することを計画しているため、溶剤としてはコア構造を作るのに利用しやすい溶剤が好ましい。
アルコール系材料とエチレングリコール系の材料に絞って、ナノ粒子の安定性、特に分散の安定性について検討を行った。
メタノールやエタノールは粘度が低いため、湿式粉砕を行う際に反応容器中で容易に粒子やボールが移動することが期待される、しかしながら、ナノ粒子が作製された後も、粒子は容易に移動できるため、凝集が簡単に起こることが想像される。これらの材料より粘度高い高級アルコール系を溶媒に用いたところ、分散性に関する特性は改善されたことが確認されたがその改善効果は必ずしも十分ではなかった。次にエチレングリコール系の溶剤を用いたところ、高級アルコールとほぼ同一の粘度を示す溶剤においてもアルコール類より分散性が極めて高いことが確認された。それらの成果を元に、蛍光特性の時間変化について検討を行ったところ、数日以上放置した際でも全く凝集が起こらず、さらに蛍光特性も安定した状態であることが見出された。

報告書

(3件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2005 2004

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] II-VI compound nano-particles prepared by a ball milling method2005

    • 著者名/発表者名
      M.Kobayashi, S.Ishizaki, M.Uenishi
    • 雑誌名

      Proc. International conference on nanomaterials NANO2005 1

      ページ: 95-98

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] Fabrication of ZnO Coated ZnS : Mn2+ Nanoparticles2004

    • 著者名/発表者名
      Shinji Ishizaki, Yusuke Kusakari, Masakazu Kobayashi
    • 雑誌名

      Proc.of 2004 MRS fall meetings

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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