研究課題/領域番号 |
16656122
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
計測工学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
安藤 繁 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 教授 (70134468)
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研究分担者 |
奈良 高明 東京大学, 大学院・情報学環, 講師 (80353423)
小野 順貴 東京大学, 大学院・情報理工学系研究科, 講師 (80334259)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2005年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2004年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 時間相関イメージセンサ / バイオメトリクス認証 / 法線ベクトル / 三次元計測 / 顔認証 / 複素数 / 固有顔 / 規格化 |
研究概要 |
本研究は、社会的ニーズが急速に高まっている個人認証技術に関して,三次元情報をバイオメトリクス認証へ活用する上での障害となるいくつかの基本的問題に解決を与え、実時間性、ロバスト性、非侵襲性といった特長を有する顔貌/耳介形状認証システムの実現を目指すものである。具体的には、1)六極照明を用いた表面法線ベクトルセンサ、2)形状情報を利用した位置/姿勢規格化処理、3)無矛盾化原理と複素固有顔に基づく認証アルゴリズム、の構築を目指す。 本年度の成果は以下の通りである。 1)鏡面反射成分をもつ対象の法線ベクトル計測 顔を用いた認証を行う際、問題となるのは、メガネによる鏡面反射成分が原因となり、昨年度までに構築した法線ベクトルセンサでは立体計測が困難な点である。これは、従来法が完全拡散反射を仮定していたために発生する。本年度は、6点照明を2重極変調、4重極変調の2通りの変調方式で変調し撮像を行うことで、鏡面反射成分を除去しロバストに法線ベクトル分布を計測する手法を確立した。
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