研究課題/領域番号 |
16656172
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
建築環境・設備
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
加藤 信介 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (00142240)
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研究分担者 |
大岡 龍三 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (90251470)
黄 弘 東京大学, 生産技術研究所, 助手 (30376636)
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研究期間 (年度) |
2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2004年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
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キーワード | SARS / 呼吸器感染病 / 数値シミュレーション / 室内感染拡散メカニズム / エアロゾル |
研究概要 |
SARS(重症急性呼吸器症候群)及び呼吸器感染患者の呼吸・咳によるウィルスが付着されたエアロゾルの室内拡散メカニズムを解明し、SARSのような大量感染を引き起こす感染病が流行した場合、感染者あるいはその可能性のある者が在室している建物(一般住宅、病院)や多くの人が密集している室内においてそれぞれの建物や空間の機能を考慮した室内感染拡散の予防及び防止のための提案を行った。 1)被験者実験と数値シミュレーションにより、呼吸時の呼出量や咳により放出されるエアロゾルの影響範囲(勢力範囲)、隣接人の吸引率などを検討した。 2)被験者実験と数値シミュレーションにより、咳気流に伴う唾液の静穏室内における伝搬特性を検討した。 3)1)と2)の知見により、SARSなどウィルスの室内拡散メカニズムを検討した。 4)上記の研究成果に基づき、SARS感染者及びその疑いがある者が在室している空間における効果的な感染拡散防止や感染予防のための提案を行った。
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